プロキシサーバーの設定
組織で送信プロキシサーバーを使用してインターネットに接続する場合、Secure Agentは、そのプロキシサーバー経由でInformatica Intelligent Cloud Servicesに接続します。
WindowsおよびLinuxでプロキシサーバーを使用するようにSecure Agentを設定できます。認証されていないプロキシサーバーまたは認証されたプロキシサーバーを使用できます。
注: マネージドID認証でプロキシサーバーを使用することはできません。
次のいずれかのタイプのプロキシサーバーを使用できます。
- •認証されていないプロキシ - 設定を行う場合はホストとポートアドレスのみが必要です。
- •認証されたプロキシ - 設定を行う場合は、ホストアドレス、ポートアドレス、ユーザー名、およびパスワードが必要です。
Secure Agentのプロキシの設定を行うには、次のいずれかの方法を使用します。
- •Windowsの場合はSecure Agent Managerを使用し、Linuxの場合はシェルコマンドを使用してSecure Agentを設定します。
- •Secure Agentのプロパティで、DTMのJVMオプションを設定します。手順については、ナレッジベースの記事「Proxy server settings」を参照してください。
サーバーレスランタイム環境のプロキシの設定を行う方法については、Administratorヘルプの「
ランタイム環境Using a proxy server」にあるプロキシサーバーのバイパス
Secure Agent用に設定されたプロキシサーバー設定をバイパスできます。
プロキシサーバーをバイパスするには、次の手順を実行します。
- 1次のディレクトリに移動します。
<Secure Agentのインストールディレクトリ>/apps/agentcore
- 2proxy.iniファイルで次のコマンドを指定します。
InfaAgent.NonProxyHost=localhost|{*}core.windows.net|127.|[\:\:1]*
サービスプリンシパル認証を行うためにプロキシサーバーをバイパスするには、コマンドにlogin.microsoftonline.comを追加します。
マネージドID認証を行うためにプロキシサーバーをバイパスするには、コマンドに169.254.169.254を追加します。
例:
InfaAgent.NonProxyHost=localhost|127.*|[\:\:1]|<accountname>.blob.core.windows.net|<accountname>.dfs.core.windows.net|<accountname>.blob.core.windows.net|login.microsoftonline.com|169.254.169.254
- 3Secure Agentを再起動します。