固定長ファイル形式
固定長フラットファイルは、マッピングとマッピングタスクのソースまたはターゲットとして使用できます。
ソーストランスフォーメーションまたはターゲットトランスフォーメーションを設定し、固定長フラットファイルタイプを選択する場合は、固定長フラットファイルのデータに基づいて、使用する最も適切な固定長ファイル形式を選択する必要があります。サンプルフラットファイルがUTF-8文字セットエンコーディングのみを使用していることを確認してください。
固定長フラットファイルについては、次のルールとガイドラインを考慮してください。
- •固定長フラットファイルを、詳細モードのマッピングおよびデータ転送タスクのソースまたはターゲットとして使用することはできません。
- •実行時にフラットファイルターゲットを作成するために、ターゲットトランスフォーメーションで固定長ファイル形式を選択すると、Secure Agentはターゲットの固定長カラムの境界を無視し、ソースに指定された固定長カラムの境界を考慮します。
- •固定長フラットファイルソースから、同じ固定長ファイル形式をソースファイルとして使用する空の固定長フラットファイルターゲットに数値データ型のカラムを書き込むと、Secure Agentは、ターゲットの数値カラムの値にNull文字を追加します。
- •固定長ファイル形式を作成する場合は、Secure Agentがインストールされているオペレーティングシステムに応じ、サンプルファイルで次の文字が改行記号として使用されていることを確認します。
- - Linuxの場合は、\n文字を使用します。
- - Windowsの場合は、\r\n文字を使用します。
ソースファイルでも、サンプルファイルで定義されているのと同じ文字が使用されている必要があります。
- •固定長フラットファイルをソースまたはターゲットとして使用する場合、フィールドのメタデータは編集できません。
- •dateデータ型のデータを読み取る場合、ミリ秒までの日付しか読み取ることができません。
- •固定長ファイルからdoubleデータ型のデータを読み取り、そのデータをParquetファイルまたはAvroファイルに書き込むと、doubleデータ型はターゲットでdecimalデータ型にマップされます。したがって、データは正しく書き込まれません。
データをターゲットに正しく書き込むには、ターゲットトランスフォーメーションのメタデータを編集し、decimalデータ型をdoubleデータ型に変更します。
- •ヘッダー付きの固定長ファイルから読み取り、固定長ファイルに書き込んでファイル名フィールドをマップすると、ヘッダーはデータの一部と見なされます。ヘッダーをスキップするには、固定長ファイル形式を作成するときに、[スキップする行数]フィールドの値を1に設定します。
- •固定長ファイルにデータを書き込む際、既存のファイルにデータを追加することはできません。