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詳細モードのマッピングの例

運用中の学生データベースで数百万件のレコードを保持している大規模なコミュニティカレッジで働いているとします。このカレッジには、世界中に45か所のキャンパスと700か所の拠点があり、10,000人以上の教職員が働いています。非常に大規模なITインフラストラクチャを保有していて、毎日インターネットからおよそ15 TBの情報がダウンロードされています。
パフォーマンスと拡張性の問題を回避し、高額なコストが発生しないようにするために、このカレッジではデータ全体をオペレーショナルデータストアからMicrosoft Azure Data Lake Storage Gen2に短期間で移行するよう計画しています。詳細モードのマッピングを設定することで、オペレーショナルデータストアからデータを読み取ったり、Microsoft Azure Data Lake Storage Gen2ターゲットにデータを書き込む際のパフォーマンスを高速化することができます。
    1データ統合で、[新規] > [マッピング] > [マッピング]をクリックします。
    2Mapping Designerで、[詳細に切り替え]をクリックします。
    次の画像は、Mapping Designerの[詳細に切り替え]ボタンを示しています。
    Mapping Designerでは、ヘッダーに[詳細に切り替え]ボタンが含まれています。
    3[詳細に切り替え]ダイアログボックスで、[詳細に切り替え]をクリックします。
    Mapping Designerは、詳細モードで使用できるトランスフォーメーションや関数が表示されるようにマッピングキャンバスを更新します。
    4 マッピングの名前、場所、説明を入力します。
    5ソーストランスフォーメーションの全般プロパティで、名前と説明を指定します。
    6[ソース]タブで、次の手順を実行して、ソースからデータを読み込むためのソース詳細を入力します。
    1. a[接続]フィールドで、必要なソース接続を選択します。
    2. b[ソースタイプ]フィールドで、ソースのタイプを選択します。
    3. c[オブジェクト]フィールドで、必要なオブジェクトを選択します。
    4. d[詳細プロパティ]セクションで、適切な値を入力します。
    注: フラットファイルを読み取る場合は、ファイルにヘッダー行があることを確認してください。ファイルにヘッダー行がない場合、Secure Agentによる最初の行の読み取りが失敗します。
    7[フィールド]タブで、ソースフィールドをターゲットフィールドにマッピングします。
    8ターゲットトランスフォーメーションの全般プロパティで、名前と説明を指定します。
    9[ターゲット]タブで、次の手順を実行して、Microsoft Azure Data Lake Storage Gen2ターゲットにデータを書き込むためのターゲット詳細を入力します。
    1. a[接続]フィールドで、Microsoft Azure Data Lake Storage Gen2ターゲット接続を選択します。
    2. b[ターゲットタイプ]フィールドで、ターゲットのタイプを選択します。
    3. c[オブジェクト]フィールドで、必要なオブジェクトを選択します。
    4. d[操作]フィールドで、必要な操作を選択します。
    5. e[詳細プロパティ]セクションで、詳細プロパティに適切な値を指定します。
    10ソースおよびターゲットをマッピングします。
    11[保存] > [実行]をクリックして、マッピングを検証します。
    [監視]で、タスクの実行後にログのステータスを監視できます。