REST APIバージョン
Informatica Intelligent Cloud Servicesは、プラットフォームREST APIバージョン2およびバージョン3リソース、およびサービス固有のリソースをサポートしています。
Informatica Intelligent Cloud Servicesへのログインには、プラットフォームREST APIバージョン2またはバージョン3のどちらのloginリソースでも使用できます。その後に使用するリソースのバージョンに合わせる必要はありません。
REST APIバージョン2とバージョン3の呼び出しの違いを次に示します。
- 形式
- 使用するAPIバージョンに応じて次の形式を使用できます。
- - バージョン2では、XMLおよびJSON呼び出しがサポートされます。
- - バージョン3では、JSON呼び出しがサポートされます。
- ログインURL
- 次のいずれかのログインURLを使用します。
- - バージョン2では、https://dm-<POD region>.informaticacloud.com/ma/api/v2/user/loginを使用します。
- - バージョン3では、https://dm-<POD region>.informaticacloud.com/saas/public/core/v3/loginを使用します。
使用するPOD(Point of Deployment)リージョンは、Informatica Intelligent Cloud Servicesデータセンターの場所に基づいて決まります。次のいずれかのPODリージョンを使用します。
- - 北米の場合はus
- - ヨーロッパの場合はem
- - アジアの場合はap
PODリージョンは、Informatica Intelligent Cloud Servicesへの登録時に受け取るURLに含まれています。
- ベースURL
- ログイン応答には、後続の呼び出しに含める必要があるベースURLが含まれています。
ベースURLには、次のコンポーネントが含まれています。
- - 組織で使用するPODの名前と地域(例: usw3.dm-us)。
- - Informatica Intelligent Cloud Servicesドメイン、informaticacloud.com。
- - API呼び出しを管理する内部サービス(saasなど)。
次の例は、usw3.dm-us POD上の組織のベースURLを示しています。
https://usw3.dm-us.informaticacloud.com/saas
- ログイン応答では、ベースURLを提供する属性は、ログインに使用するAPIバージョンによって異なります。以下に例を示します。
- - バージョン2の応答では、属性名はserverUrlです。
- - バージョン3の応答では、属性名はbaseApiUrlです。
- 要求URL
- 要求で使用するURLは、バージョン2とバージョン3リソースでは異なり、例えば以下のようになります。
- - バージョン2のリソースの場合は、次のように<serverUrl>/api/v2/<REST APIリソース>を使用します。
https://usw3.dm-us.informaticacloud.com/saas/api/v2/activityLog
- - バージョン3のリソースの場合は、次のように<baseApiUrl>/public/core/v3/<REST APIリソース>を使用します。
https://usw3.dm-us.informaticacloud.com/saas/public/core/v3/schedule
- セッションID
- ログイン応答には、セッション中のヘッダーに含める必要があるセッションIDが含まれます。バージョン2とバージョン3のリソースには同じセッションIDを使用できます。ログイン応答では、セッションIDの属性の名前は、ログインに使用するAPIバージョンによって異なります。次のいずれかの属性を使用します。
- - バージョン2リソースでは、ヘッダーにicSessionIdを使用します。
- - バージョン3リソースでは、ヘッダーにINFA-SESSION-IDを使用します。