セッションID
REST APIを使用してInformatica Intelligent Cloud Services組織にログインすると、loginリソースはREST APIセッションIDを返します。このセッションIDは、セッション中、後続のほとんどのREST API要求に含めます。セッションIDは、30分間の非アクティブ状態の後で期限切れになります。ネットワークまたは予期しない遅延を考慮して、最大2分間の猶予期間が含まれる場合があります。
バージョン2とバージョン3のリソースには同じセッションIDを使用できます。例えば、バージョン2のloginリソースを使用してログインする場合、バージョン3リソースを使用する要求のログイン応答で返されたセッションIDを使用できます。
REST APIバージョン2リソースを使用する呼び出しを行うには、icSessionId属性を使用してヘッダーにセッションIDを含めます。REST APIバージョン3リソースを使用する呼び出しを行うには、INFA-SESSION-ID属性を使用してヘッダーにセッションIDを含めます。
次の例は、REST APIバージョン2呼び出しのヘッダーにicSessionIdを使用する方法を示しています。
GET https://app.informaticacloud.com/saas/api/v2/licenseInfo/org/<id>
Content-Type: application/xml
Accept: application/xml
icSessionId: IV4wOrJmd6YUtmKa8t
次の例は、REST APIバージョン3呼び出しのヘッダーにINFA-SESSION-IDを使用する方法を示しています。
GET https://app.informaticacloud.com/saas/public/core/v3/license/org/{orgId}
Content-Type: application/json
Accept: application/json
INFA-SESSION-ID: 9KA11tLGqxVcGeul8SQBK3
POST要求を送信すると、セッションIDのステータスを確認できます。次のURIを使用して要求を送信します。
/api/v2/user/validSessionId
要求に次の属性を含めます。
- •userName。Informatica Intelligent Cloud Servicesユーザー名。
- •icToken。セッションID。
例えば、次の要求を使用できます。
POST https://app.informaticacloud.com/saas/api/v2/user/validSessionId
Content-Type: application/json
Accept: application/json
{
"@type": "validatedToken",
"userName": "user@informatica.com",
"icToken": "9KA11tLGqxVcGeul8SQBK3"
}
応答では、セッションIDが有効かどうかと、セッションIDの有効期限までの時間(分単位)が返されます。例えば、次の応答を受信します。
{
"@type": "validatedToken",
"timeUntilExpire": 29,
"isValidToken": true
}
注: セッションが1分未満で期限切れになると、timeUntilExpire値は「0」に変わります。セッションの有効期限が切れると、isValidTokenの値が「false」に変わります。認証失敗のリスクを回避するには、timeUntilExpire値が0に変わったときに再認証してください。