SCIMトークン
組織がSCIM 2.0を使用してユーザーおよびグループ情報をInformatica Intelligent Cloud Servicesにプッシュする場合は、scimTokensリソースを使用してSCIMトークンを管理できます。scimTokensリソースを使用して、SCIMトークンの一覧表示、作成、および削除を行います。
次の要求方法を使用できます。
- •SCIMトークンを一覧表示するには、GET要求を使用します。
- •SCIMトークンを作成するには、POST要求を使用します。
- •SCIMトークンを削除するには、DELETE要求を使用します。
SCIMトークンを変更する前に、管理者で[SAMLグループとロールのマッピング]および[IdPを有効にしてユーザー/グループをプッシュ(SCIM 2.0を使用)]オプションが有効になっていることを確認してください。ユーザーロールには、組織の読み取りおよび更新の権限が割り当てられている必要もあります。
SCIM 2.0の使用と管理者のアセットの権限の詳細については、管理者のヘルプの「ユーザー管理」を参照してください。
SCIMトークンの一覧表示
scimTokensリソースを使用して、組織で使用されているSCIMトークンに関する詳細を要求します。
GET要求
組織で使用されているすべてのSCIMトークンの一覧を取得するには、次のURIを使用します。
/public/core/v3/scimTokens
GET応答
成功した場合は、組織によって使用されている各SCIMトークンとその有効期限を返します。
エラーが発生した場合にエラーオブジェクトを返します。
GETの例
組織で使用されているSCIMトークンを一覧表示するには、次の要求を使用します。
GET <baseApiUrl>/public/core/v3/scimTokens
応答が成功した場合、以下の例のようになります。
[
{
"id": "im2hLfwsRCvl6WG64Geqi0",
"value": "8fiXOaFR**************",
"expiry": "2025-04-28T21:05:31.000Z",
"status": "active"
}
]
SCIMトークンの作成
scimTokensリソースを使用してSCIMトークンを作成します。組織ですでに2つのトークンを使用している場合は、新しいトークンを作成する前に1つを削除する必要があります。
POST要求
SCIMトークンを作成するには、次のURIを使用します。
/public/core/v3/scimTokens
POST要求の例
トークンを作成する場合、要求は次の例のようになります。
POST <baseApiUrl>/public/core/v3/scimTokens
POST応答
作成したトークンのトークン応答オブジェクトを返します。
エラーが発生した場合はエラーオブジェクトを返します。
応答が成功した場合、以下の例のようになります。
{
"id": "hTc5rzwEFKMh761VofJoG1",
"value": "k7UxoAAAACMAAAACAQAAAAEBAgAAAAyufel1d7nvOzJh5khiVmxxXrnYJl1iR23aBQtVPKPLTiB0qqLCp-davEg50diXElP4-Q==0s3URI0up6Ebu4sLzgtSGC",
"expiry": "2025-05-06T04:54:53.594Z",
"status": "active"
}
SCIMトークンの削除
scimTokensリソースを使用して、SCIMトークンを削除します。
SCIMトークンを削除するには、次のURIを使用してDELETE要求を送信します。
/public/core/v3/scimTokens/<token_id>
成功した応答は204応答コードを返します。エラーが発生した場合は、エラーオブジェクトが返されます。