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ParamSetCliユーティリティのセットアップ

ParamSetCliユーティリティをセットアップするには、ダウンロードしたparamsetcli.zipファイルをSecure Agentインストールディレクトリ以外のディレクトリに解凍します。
ParamSetCliユーティリティには、次のファイルが含まれています。
ParamSetCliプロパティをカスタマイズするには、既存のrestenv.propertiesとlog4j.propertiesファイルを更新できます。

ログインプロパティ

Informatica Intelligent Cloud Servicesのログイン資格情報をrestenv.propertiesファイルで指定します。または、-uおよび-p引数を使用して、CLIを介してログインパラメータを渡すことができます。
passwordパラメータとPROXYPWDパラメータには、パスワード文字列または暗号化されたパスワードを使用することができます。
暗号化されたパスワードを作成するには、次のいずれかのコマンドを使用します。
./paramsetcli.sh encryptText -t <password>
./paramsetcli.sh encryptText -text <password>
Windowsの場合はparamsetcli.bat、Unix系オペレーティングシステムの場合はparamsetcli.shを使用できます。
暗号化されたパスワード文字列をコピーし、restenv.propertiesファイルのパスワードを暗号化された文字列に置き換えてから、use.encryptionフラグをtrueに設定します。
次の例は、暗号化されたパスワード、暗号化されたプロキシパスワード、およびtrueに設定されたuse.encryptionフラグを持つrestenv.propertiesファイルを示しています。
baseUrl=https://dm-us.informaticacloud.com/ma
username=testuser
password=:1xCGDTC0oD9B2Rmd8Sr4IZWaWWkcEmiK5fy+GkycA==
ACTIVITYMONITORWAIT=2000
PROXYHOST=
PROXYPORT=
PROXYUSERNAME=
PROXYPWD=x2UNmQ1nxXbKvKs1+ZOkvQ==
RETRYCOUNT=
use.encryption=true
paramSetBaseUrl=https://na1.dm-us.informaticacloud.com/active-bpel
restenv.propertiesファイルまたはアクションコマンドに次のパラメータを含めます。
パラメータ
説明
baseUrl
Informatica Intelligent Cloud Services MAサービスURL。デフォルトはhttps://dm-us.informaticacloud.com/maです。
username
Informatica Intelligent Cloud Servicesのユーザー名。
password
Informatica Intelligent Cloud Servicesパスワードまたは暗号化されたパスワード文字列。
ACTIVITYMONITORWAIT
内部例外（ログインの失敗やネットワークの問題など）が発生した場合の再試行の間隔。
デフォルトは5000ミリ秒です。
PROXYHOST
HTTP/HTTPSプロキシサーバーのホスト名またはIPアドレス
PROXYPORT
HTTP/HTTPSプロキシサーバーのポート番号。
PROXYUSERNAME
HTTP/HTTPSプロキシサーバーの認証ユーザー名。プロキシサーバが認証を要求した場合に必要です。
PROXYPWD
認証ユーザーのパスワード、または認証ユーザーの暗号化されたパスワード文字列。プロキシサーバが認証を要求した場合に必要です。
RETRYCOUNT
ステータスをポーリングする回数。このパラメータは、アクティビティモニタとアクティビティログでジョブステータスや内部例外（ログインの失敗やネットワークの問題など）をポーリングするために使用されます。
デフォルトは6です。
注: Informatica Intelligent Cloud Servicesは各API呼び出しの間に10秒追加してサーバーの問題を防ぎます。
use.encryption
暗号化されたパスワードの使用を有効にします。暗号化されたパスワードまたは暗号化されたプロキシパスワードを使用するには、値を［true］に設定します。
paramSetBaseUrl
サフィックスがactive-bpelであるInformatica Cloudデータ統合のベースURL。
デフォルトはhttps://na1.dm-us.informaticacloud.com/active-bpelです。