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ディクショナリ

ディクショナリは、参照データの1つ以上のカラムを含むデータセットです。ディクショナリは、基本モードではルール文の条件またはアクションで指定でき、詳細モードでは式ロジックで指定できます。例えば、入力データに想定されるデータ値が含まれていることを確認するには、ルール文の条件またはIF文にディクショナリを追加します。入力データ値に対応する値を返すようにするには、ルール文アクションまたはTHEN文にディクショナリを追加します。
ディクショナリには電話の市外局番や住所の略称などの共通の用語が含まれている場合があります。また、ディクショナリには従業員コードや製品コードなどの組織に固有の値が含まれている場合もあります。
少なくとも1つのディクショナリカラムに、ビジネスルールで定義された一連の標準値または必須値が含まれている必要があります。他のカラムには、別のバージョンの値を含めることができます。正しい値または必要な値が含まれたカラムは、有効カラムと呼ばれます。デフォルトでは、ディクショナリの最初または左端のカラムが有効なカラムです。ディクショナリは、ビジネスルールロジックに適した値の組み合わせと共に読み込まれます。各カラム内のデータは形式的に正しく指定する必要はありません。
条件またはIF文にディクショナリを追加すると、ルール仕様は入力データとディクショナリ内の各カラムの値を比較し、ルール文のアクションに結果を渡します。
アクションまたはTHEN文にディクショナリを追加すると、ルール仕様は入力データとディクショナリ内の各カラムの値を比較し、定義した操作に従って値を返します。例えば、ディクショナリ内の同じ行で有効なカラムの値を返します。
注: 検索操作および置換操作においては、アセットで指定された有効なカラムを除く、ディクショナリ内のすべてのカラムがルール仕様で検索されます。検索操作に有効なカラムデータを含める場合、有効なカラムのコピーをディクショナリに追加します。デフォルトでは、有効なカラムはディクショナリの最初のカラムまたは最も左のカラムです。2つの等しいデータカラムを含むディクショナリを作成できます。
基本モードの[アクションの定義]ダイアログボックスでアクションが使用する有効なカラムを変更できます。詳細モードで使用する有効なカラムを変更するには、ルールロジックでディクショナリを特定するときにカラム名を追加します。
ディクショナリに含まれるカラムの数に関係なく、条件でディクショナリを使用できます。[アクションの定義]ダイアログボックスのディクショナリオプションの一部には、2つ以上のカラムのディクショナリが必要です。

ディクショナリの例

次の表に、インドの都市名のディクショナリの行を示します。
名前1
名前2
ムンバイ
ボンベイ
チェンナイ
マドラス
ベンガルール
バンガロール
プーディシェリ
ポンディシェリ
カダパ
カダッパー
コーチ
コーチン
コルカタ
カルカッタ
名前1カラムには現在のインドの都市の名前が含まれます。名前2カラムには前のバージョンの各都市名が含まれます。アクション内のディクショナリを使用し、古い都市名を現在の都市名に置き換えることができます。
また、古い都市名が含まれるデータの単一カラムを持つディクショナリを作成することもできます。条件でディクショナリを使用すると、入力データセットに古い名前が含まれるかどうかを判断できます。