検証用アセット > ベリファイヤの設定 > 出力フィールドの選択
  

出力フィールドの選択

ベリファイヤは出力アドレスフィールドの範囲を提供します。選択する出力フィールドはアドレス検証プロセスの目的に基づいています。一部の場合で、出力フィールドの選択が重なることがあります。例えば、アドレスの検証またはアドレス提案の生成用に出力フィールドを選択する場合、同じ出力フィールドを選択できます。
アドレスデータの構造を更新する出力フィールドを使用できます。さらに、ステータスコードフィールドとエンリッチメントフィールドを選択して、各アドレスの品質に関するレポートや有効なアドレスのエンリッチメントデータの取得などのタスクを実行できます。
出力アドレスフィールドの使用に関する詳細については、入力アドレスフィールドを参照してください。

アドレスの検証および修正用の出力フィールドを選択

アドレスの精度および配達可能性を判断するためにアドレスレコードを検証します。
アドレス検証は、ベリファイヤが実行可能なすべてのタスクの基本目標です。検証用アセットを使用して実行するすべてのタスクは入力アドレスデータを検証および修正しようとします。
アドレスを検証し、入力アドレス構造を保持することが目的の場合は、入力と出力用に同じフィールドを選択できます。
    1 アドレスデータの入力モデルを選択します。
    2 入力フィールドを選択します。ソースデータ構造は、アドレスの入力フィールドを定義します。
    3 出力フィールドを選択します。実現する結果に基づいて出力フィールドを定義します。
    例えば、ソースデータに次のアドレスを含めることができます。
    1960 W CHELSEA AVE STE 2006R
    ALLENTOWN PA 18104
    USA
    次の表に、アドレスデータに対応する入力フィールドを示します。
    アドレス情報
    入力フィールド
    入力モデル
    1960 W CHELSEA AVE STE 2006R
    フォーマットされた住所1
    複数行
    ALLENTOWN PA 18104
    フォーマットされた住所2
    複数行
    USA
    複数行
    次の表に、アドレスデータの検証用に選択できる出力フィールドを示します。
    出力フィールド
    アドレス情報
    フォーマットされた住所1
    1960 W CHELSEA AVE STE 2006R
    フォーマットされた住所2
    ALLENTOWN PA 18104
    ISO3国番号1
    USA

アドレス構造更新用の出力フィールドを選択

出力フィールドを使用し、プロジェクトまたはデータストレージ要件に適した一連のカラムにアドレスデータを分類します。例えば、現在のアドレスレコードの1つのフィールドに複数のアドレス要素が含まれるとします。出力アドレスの各アドレス要素に個別のフィールドを指定できます。
    1 アドレスデータの入力モデルを選択します。
    2入力フィールドを選択します。ソースデータ構造は、アドレスの入力フィールドを定義します。
    3 出力フィールドを選択します。実現する結果に基づいて出力フィールドを定義します。
    例えば、ソースデータに次のアドレスを含めることができます。
    1960 W CHELSEA AVE STE 2006R
    ALLENTOWN PA 18104
    USA
    次の表に、アドレスデータに対応する入力フィールドを示します。
    アドレス情報
    入力フィールド
    入力モデル
    1960 W CHELSEA AVE STE 2006R
    フォーマットされた住所1
    複数行
    ALLENTOWN PA 18104
    フォーマットされた住所2
    複数行
    USA
    複数行
    次の表に、アドレスデータのアドレス構造の更新用に選択できる出力フィールドを示します。
    出力フィールド
    アドレス情報
    建物内場所1
    STE 2006R
    番地1
    W CHELSEA AVE
    住宅番号1
    1960
    郵便番号1
    18104
    市区町村1
    ALLENTOWN
    管理部署名1
    PA
    国名1
    米国

アドレス提案生成用の出力フィールドを選択

ソースデータに含まれるアドレスが不完全または不明確な場合、アドレス検証マッピングは参照データから有効なアドレス提案を返すことができます。アドレス提案のリストを受信するには、ベリファイヤプロパティの検証モードを[提案付き検証]に設定します。
    1 アドレスデータの入力モデルを選択します。
    2 入力フィールドを選択します。ソースデータ構造は、アドレスの入力フィールドを定義します。
    3出力フィールドを選択します。実現する結果に基づいて出力フィールドを定義します。
    例えば、ソースデータに次のアドレスを含めることができます。
    1960 W CHELSEA AVE STE 2006R
    18104
    USA
    次の表に、アドレスデータに対応する入力フィールドを示します。
    アドレス情報
    入力フィールド
    入力モデル
    1960 W CHELSEA AVE STE 2006R
    フォーマットされた住所1
    複数行
    18104
    フォーマットされた住所2
    複数行
    USA
    複数行
    次の表に、アドレスデータ用に選択できる出力フィールドを示します。
    出力フィールド
    アドレス情報
    建物内場所1
    STE 2006R
    番地1
    W CHELSEA AVE
    住宅番号1
    1960
    郵便番号1
    18104
    市区町村1
    ALLENTOWN
    管理部署名1
    PA
    国名1
    米国
    注: マッピングは、市や州の情報を含む完全なアドレスを返します。
    4アドレス提案のリストを生成するには、[プロセス]タブの[検証モード]フィールドから[提案付き検証]オプションを選択します。

アドレス品質測定用の出力フィールドを選択

アドレスの配達可能性を確認し、アドレス検証マッピングで修正できないアドレスを特定するために、アドレスの品質を測定します。アドレスデータの各要素を別々のフィールドに書き込む出力フィールドを選択します。さらに、出力データの正確性と完全性について詳細な情報を提供するアドレス検証ステータスフィールドを選択します。
    1 アドレスデータの入力モデルを選択します。
    2 入力フィールドを選択します。ソースデータ構造は、アドレスの入力フィールドを定義します。
    3出力フィールドを選択します。実現する結果に基づいて出力フィールドを定義します。出力で[ステータスコード]フィールドを含めます。
    例えば、ソースデータに次のアドレスを含めることができます。
    1960 W CHELSEA AVE STE 2006R
    ALLENTOWN PA 18104
    USA
    次の表に、アドレスデータに対応する入力フィールドを示します。
    アドレス情報
    入力フィールド
    入力モデル
    1960 W CHELSEA AVE STE 2006R
    フォーマットされた住所1
    複数行
    ALLENTOWN PA 18104
    フォーマットされた住所2
    複数行
    USA
    複数行
    次の表に、アドレスデータ用に選択できる出力フィールドを示します。
    出力フィールド
    アドレス情報
    建物内場所1
    STE 2006R
    番地1
    W CHELSEA AVE
    住宅番号1
    1960
    郵便番号1
    18104
    市区町村1
    ALLENTOWN
    管理部署名1
    PA
    国名1
    米国
    検証ステータスコード
    V
    一致率
    100

ジオコード生成用の出力フィールドを選択

アドレスデータに地理座標データを追加すると、地方などへの配達可能性が改善されます。ジオコードは、参照データの精度レベルと選択した精度レベルに基づいて、検証から得られる各住所の最も近い緯度と経度の座標を示します。[ジオコーディング]フィールドを選択し、アドレスレコードにジオコードを追加します。
    1 アドレスデータの入力モデルを選択します。
    2入力フィールドを選択します。ソースデータ構造は、アドレスの入力フィールドを定義します。
    3 出力フィールドを選択します。実現する結果に基づいて出力フィールドを定義します。
    必要なジオコーディングフィールドを出力に含めます。[出力]セクションの[エンリッチメント] > [ジオコーディング]の下からフィールドを探します。
    例えば、ソースデータに次のアドレスを含めることができます。
    1960 W CHELSEA AVE STE 2006R
    ALLENTOWN PA 18104
    USA
    次の表に、アドレスデータに対応する入力フィールドを示します。
    アドレス情報
    入力フィールド
    入力モデル
    1960 W CHELSEA AVE STE 2006R
    フォーマットされた住所1
    複数行
    ALLENTOWN PA 18104
    フォーマットされた住所2
    複数行
    USA
    複数行
    次の表に、アドレスデータ用に選択できる出力フィールドを示します。
    出力フィールド
    アドレス情報
    建物内場所1
    STE 2006R
    番地1
    W CHELSEA AVE
    住宅番号1
    1960
    郵便番号1
    18104
    市区町村1
    ALLENTOWN
    管理部署名1
    PA
    国名1
    米国
    到着点の座標
    [緯度と経度の座標]
    到着点の正確性コード
    [ジオコーディング精度のコード値]

認定データを取得するための出力フィールドを選択

認証データを取得して、住所が地域の郵便サービスで定義されているデータ基準を満たしていることを確認できます。
認証基準では、アドレスセット内の各アドレスに、アドレスが郵便配達が可能なもので正確であることを確認できる値が含まれていることが要求されます。認証値を受け取るには、ベリファイヤのプロパティで検証モードを[認証済み検証]に設定します。
    1 アドレスデータの入力モデルを選択します。
    2入力フィールドを選択します。ソースデータ構造は、アドレスの入力フィールドを定義します。
    3 出力フィールドを選択します。実現する結果に基づいて出力フィールドを定義します。
    [CASSステータス]、[バーコード]、および[運送ルート]の各フィールドを出力に含めます。[出力]セクションの[エンリッチメント] > [認証] > [米国-CASS]の下からフィールドを探します。
    例えば、ソースデータに次のアドレスを含めることができます。
    1960 W CHELSEA AVE STE 2006R
    ALLENTOWN PA 18104
    USA
    次の表に、アドレスデータに対応する入力フィールドを示します。
    アドレス情報
    入力フィールド
    入力モデル
    1960 W CHELSEA AVE STE 2006R
    フォーマットされた住所1
    複数行
    ALLENTOWN PA 18104
    フォーマットされた住所2
    複数行
    USA
    複数行
    次の表に、アドレスデータ用に選択できる出力フィールドを示します。
    出力フィールド
    アドレス情報
    建物内場所1
    STE 2006R
    番地1
    W CHELSEA AVE
    住宅番号1
    1960
    郵便番号1
    18104
    市区町村1
    ALLENTOWN
    管理部署名1
    PA
    国名1
    米国
    認証のステータス
    [認証ステータスコード値]
    バーコード
    [レコードの納入場所を表す11桁の番号。]
    運送ルート
    [5桁の郵便番号内の郵便物の配送または収集ルートに割り当てられた4文字のコード。]