インストールと環境設定
ここでは、バージョン10.2.2のビッグデータのインストールと設定に関連する特記事項について説明します。
OpenJDK
バージョン10.2.2では、InformaticaインストーラにOpenJDK(AzulJDK)がパッケージされるようになりました。サポートされているJavaバージョンはAzul OpenJDK 1.8.192です。
OpenJDKを使用すると、Enterprise Data Catalogを埋め込みクラスタにデプロイできます。Enterprise Data Catalogを既存のクラスタにデプロイするには、JDK 1.8をすべてのクラスタノードにインストールする必要があります。
Informaticaは、Data Integration Serviceプロパティの実行オプション、JDKホームディレクトリのサポートを終了しました。Sparkエンジン上でのSqoopマッピングでは、InformaticaインストーラにパックされているJava Development Kit(JDK)が使用されます。
以前は、インストーラではOracle Javaを使用していました。これはインストーラにパッケージされていたものです。また、JDKをインストールしてから、Sqoopマッピングを実行するデータ統合サービスマシンのJDKインストールディレクトリ、SparkエンジンでSqoop接続を使用する一括取り込みの仕様を指定するか、SparkエンジンでJavaトランスフォーメーションを処理する必要がありました。
インストーラコード署名
バージョン10.2.2では、証明書ベースのデジタル署名を使用してInformaticaソフトウェアコードに署名するようになりました。インストーラコードのデジタル署名をしてからは、コード署名により、コードが検証され、あらゆる形式の改ざんから保護されるようになります。
Informaticaのパッケージには、ファイルのパブリックキー、署名、およびハッシュがインストーラバンドルに含まれています。Informaticaでソフトウェアバンドルに署名してからは、パブリックキーへのアクセスについては、Informaticaグローバルカスタマサポートにお問い合わせください。
インストーラコード署名プロセスや、署名されたコードが信頼できることを顧客が確認する方法の詳細については、『Informatica Big Data Suite 10.2.2インストール&環境設定ガイド』を参照してください。
インストーラの再開
バージョン10.2.2では、インストールプロセスを失敗または終了したポイントから再開できるようになりました。サービスが失敗した場合、またはサービス作成時にインストールプロセスが失敗した場合であれば、インストールプロセスをサーバーインストーラで再開することができます。サービスが作成されてからインストーラを実行してそのサービスを設定する場合、インストーラの再開はできません。ドメインに参加する場合にも、インストーラの再開はできません。
インストーラの再開の詳細については、『Informatica Big Data Suite 10.2.2インストール&環境設定ガイド』を参照してください。
Informatica Dockerユーティリティ
バージョン10.2.2では、Informatica Dockerユーティリティを使用してInformaticaドメインをすぐにインストールできます。
Informatica Dockerユーティリティを実行する際、基本オペレーティングシステムとInformaticaバイナリでInformatica Dockerイメージを作成できます。既存のDockerイメージを実行してInformaticaドメインを設定できます。Informatica Dockerイメージを実行すると、ドメインの作成またはドメインの参加ができます。コンテナ作成時には、モデルリポジトリサービス、データ統合サービス、クラスタ設定を作成できます。
Informatica Dockerユーティリティの詳細については、Informatica Networkの
How to Install Big Data Management 10.2.2 Using a Docker Utilityの記事を参照してください。
インストーラ
ここでは、バージョン10.2.2 のInformaticaインストーラでの変更について説明します。
Enterprise Data Catalogの設定
InformaticaサービスがインストールされているノードにEnterprise Data Catalogバイナリをインストールする場合、Enterprise Data Catalogサービスをそのノードでインストーラを使用して設定できます。
詳細については、『Informatica Big Data Suite 10.2.2インストール&環境設定ガイド』を参照してください。
Enterprise Data Lakeの設定
InformaticaサービスがインストールされているノードにEnterprise Data Lakeバイナリをインストールする場合、Enterprise Data Lakeサービスをそのノードでインストーラを使用して設定できます。
詳細については、『Informatica Big Data Suite 10.2.2インストール&環境設定ガイド』を参照してください。