Cloud Integration Hubアーキテクチャ
Cloud Integration Hub環境は、ユーザーインタフェースクライアント、Informatica Intelligent Cloud ServicesホスティングサービスにホストされているCloud Integration Hubサービスとリポジトリ、およびInformatica Intelligent Cloud Servicesに配置されているInformatica Intelligent Cloud Services Secure AgentとCloud Integration Hubコネクタで構成されています。
オンプレミスまたはプライベートクラウドで組織のパブリケーションリポジトリをホストするように選択できます。この場合、リポジトリはInformatica Intelligent Cloud Servicesホスティングサービスにホストされませんが、組織によってインストールおよび管理されます。
以下の図は、Cloud Integration Hubコンポーネントを示しています。
Cloud Integration Hubには、以下のコンポーネントが含まれています。
- Cloud Integration Hub Webクライアント
- アプリケーション、トピック、パブリケーション、およびサブスクリプションの管理と、パブリケーション、サブスクリプション、およびイベントの監視を行うユーザーインタフェース。管理者は、Webクライアントを使用して、Cloud Integration Hubに組織を作成します。
- Informatica Intelligent Cloud Servicesユーザーインタフェース
- ソースとターゲットを定義し、接続、マッピング、およびタスクを作成するためのユーザーインタフェース。
- Informatica Intelligent Cloud Servicesホスティングサービス
Cloud Integration Hubサービスとリポジトリをホストするサービス。サービスは、すべてのタスクと組織の情報を格納します。
- Cloud Integration Hubサービス
- Cloud Integration Hubでパブリケーション処理およびサブスクリプション処理を管理するサービス。
- Cloud Integration Hubメタデータとランタイムリポジトリ
- Cloud Integration Hubのアプリケーション、トピック、パブリケーション、サブスクリプション、およびイベントのメタデータと実行時データを格納するデータベース。
- パブリケーションリポジトリ
- ここではCloud Integration Hubがパブリッシュ済みデータまたはファイルをデータまたはファイルの保存期間が終了するまで保存します。次の種類のパブリケーションリポジトリを使用できます。
- - リレーショナル。リレーショナルデータを格納します。リレーショナルパブリケーションリポジトリを、ホストされたリポジトリまたはプライベートリポジトリで使用できます。
- - ファイルストア。ファイルを現状のまま保存します。オンプレミスのSecure Agentでファイルストアパブリケーションリポジトリを使用できます。
- データソースとデータターゲット
- データのパブリッシュと消費に使用するソースとターゲット。以下のタイプのソースとターゲットを使用できます。
- - データベース。テーブルとカラム。
- - ファイル。バイナリ、テキスト、または非構造化ファイル。
- - アプリケーションの接続。アプリケーションの接続オブジェクト。