手順1: フォールト処理の有効化
フォールト発生のタイマを設定し、フォールトにテキスト値を割り当てることで、除算ステップのフォールト処理を有効にします。
1アプリケーションの統合にログインし、[参照] > [チュートリアル] > [電卓]の順に移動して、電卓プロセスを開きます。
24つ目の並列パスにある[除算]サービスステップを選択します。
ステップのプロパティセクションが表示されます。
3[フォールト処理]タブをクリックし、[フォールトの取得]を選択します。
[除算]サービスステップから2つの収束ブランチが表示されます。下のブランチは、フォールトが発生した場合のパスを示します。上のブランチは、フォールトが発生しない場合のパスを示します。
ステップでフォールト処理を有効にした場合は、ステップのスコープ内でフォールト後に発生するイベントを設定します。
4[待機]ステップを[除算]サービスステップの下のブランチの上にドラッグし、[待機]ステップを選択します。
ステップのプロパティセクションが表示されます。
5[待機]ステップの次のプロパティを設定します。
- a[全般]タブを選択し、[名前]フィールドに「2分待機」と入力します。
- b[待機]タブを選択し、[続行]フィールドを[待機期間後]に設定し、[待機]フィールドを[2秒]に設定します。
6[開始]ステップを選択し、一時フィールドの名前を[フォールト]、タイプを[テキスト]にして追加します。詳細については、「プロセスの作成」の「手順1: プロセスの作成とプロセスの基本プロパティの設定」の手順8を参照してください。 注: このフィールドは、プロセスにフォールトがあるかどうかについてディシジョンステップを後で追加するときに使用します。
7[割り当て]ステップを[除算]ステップの下のブランチの、[待機]ステップの後にドラッグします。
8[割り当て]ステップを選択し、ステップのプロパティセクションで次のプロパティを設定します。
- a[全般]タブをクリックし、[名前]フィールドに「フォールトの設定」と入力します。
- b[割り当て]タブをクリックして、手順7で作成した[フォールト]ステップを追加します。[値]を[コンテンツ] > [はい]に設定します。
9[保存]をクリックします。
[除算]ステップのフォールト処理を有効にしました。また、フォールトが発生した場合にその2秒後に値[はい]が割り当てられた[フォールト]という一時フィールドも作成しました。