電卓 > フォールト処理を有効化するためのプロセスの更新 > 手順2: 出力設定の変更
  

手順2: 出力設定の変更

前提条件: 「プロセスの作成」セクションの手順4: 出力の設定で作成した[出力の設定]ステップを削除します。出力の設定の[割り当て]ステップの代わりに、[ディシジョン]ステップを追加します。このステップには、それぞれが[割り当て]ステップを持つ2つのブランチを設定します。[割り当て]ステップを使用して、フォールトのある場合とない場合の両方の出力を割り当てます。
    1
    2[出力の設定]ステップを選択して[削除]ボタンをクリックします。
    [出力の設定]ステップがキャンバスに表示されなくなります。
    3[開始]ステップを選択し、[商]出力フィールドの[タイプ][テキスト]に変更します。
    これを行うのは、商フィールドの値が、整数ではなく「フォールト」などのテキスト値になる可能性があるためです。
    4[ディシジョン]ステップを、キャンバス上の[終了]ステップの前にドラッグし、ステップを選択します。
    収束する2つのパスを持つ[ディシジョン]ステップが表示されます。
    5[ディシジョン]ステップの次のプロパティを設定します。
    1. a[全般]タブを選択し、[名前]フィールドに「フォールトが発生」と入力します。
    2. b[ディシジョン]タブを選択し、[フィールド]リストから[フォールト]を選択します。
    3. c[パス1][値]フィールドに、「はい」と入力します。
    4. この図は、フォールトの[ディシジョン]ステップのプロパティセクションを示します。条件は、[フォールト]フィールドが「はい」と等しい場合、パス1が取られるようになっています。また、キャンバスの一部も表示されています。
    6[割り当て]ステップを[次を含む: はい][Otherwise]のパスにドラッグします。
    これは、フォールトがある場合でもない場合でも出力を割り当てるために行います。
    7[次を含む: はい]パスの[割り当て]ステップを選択します。
    ステップのプロパティセクションが表示されます。
    8[割り当て]ステップの次のプロパティを設定します。
    1. a[全般]タブを選択し、[名前]フィールドに「フォールトの出力の設定」と入力します。
    2. b[割り当て]タブを選択して、以下のフィールドを追加します。
    3. フィールド
      タイプ
      フィールド
      AddResponse > AddResult
      フィールド
      SubtractResponse > SubtractResult
      フィールド
      MultiplyResponse > MultiplyResult
      コンテンツ
      フォールト
    9[Otherwise]パスの[割り当て]ステップを選択します。
    ステップのプロパティセクションが表示されます。
    10[割り当て]ステップの次のプロパティを設定します。
    1. a[全般]タブを選択し、[名前]フィールドに「フォールトがない場合の出力の設定」と入力します。
    2. b[割り当て]タブを選択して、以下のフィールドを追加します。
    3. フィールド
      タイプ
      フィールド
      AddResponse > AddResult
      フィールド
      SubtractResponse > SubtractResult
      フィールド
      MultiplyResponse > MultiplyResult
      フィールド
      DivideResponse > DivideResult
    11[検証]をクリックします。エラーがない場合には、[保存]をクリックします。
    エラーがある場合は、エラーを修正してプロセスを保存します。
    12[アクション] > [パブリッシュ]をクリックします。
次の図は、変更が完了したプロセスを示しています。
この図は、完成したプロセスのキャンバスビューを示します。開始ステップ、割り当てステップ、4つのブランチを持つ並列パスステップ、フォールト処理が有効化されたサービスステップ、ディシジョンステップ、2つの割り当てステップがあります。