プロセスオブジェクトの手動作成
単純なプロセスオブジェクトを手動で作成するには、フィールドを追加し、フィールドプロパティを設定します。また、他のプロセスオブジェクトを参照することもできます。
1アプリケーション統合で、[新規] > [プロセスオブジェクト] > [プロセスオブジェクト] > [作成]の順にクリックします。
プロセスオブジェクトエディタが表示されます。
次の図は、プロセスオブジェクトエディタを示しています。
2[詳細]セクションで、プロセスオブジェクトの名前を指定します。
名前の先頭の文字は英字にする必要があり、名前には英数字、マルチバイト文字、アンダースコア(_)、およびハイフン(-)のみを含めることができます。120文字を超える名前は使用できません。
3[参照]をクリックして、プロセスオブジェクトを保存する場所を指定します。
4必要に応じて、プロセスオブジェクトの説明を入力します。
5[プロセスオブジェクトフィールド]セクションで、次の手順を実行してプロセスオブジェクトにフィールドを追加します。
- a[+]をクリックしてフィールドを追加します。
- bフィールドの名前を入力します。
名前の先頭の文字は英字にする必要があり、名前には英数字とハイフン(-)のみを含めることができます。
- c必要に応じて、フィールドのラベルを入力します。
- d[型]リストから、フィールドの適切なデータ型を選択します。デフォルトは[テキスト]です。
別のプロセスオブジェクトを参照する場合は、型に[参照]を選択します。
- e必要に応じて、[データ型]セクションで使用可能なデータ型を展開し、[プロセスオブジェクトフィールド]セクションにフィールドを追加します。[カテゴリ別ビュー]の切り替えを有効にすると、[複数選択リスト]、[数値]、[オブジェクトリスト]、[選択リスト]、[参照]、および[テキスト]などのカテゴリにグループ化されたデータ型を表示することができます。[カテゴリ別ビュー]はデフォルトで有効になっています。切り替えボタンを無効にすると、データ型がリストとして表示されます。
- fそれぞれのデータ型に対して使用可能な[+]アイコンをクリックします。
- ▪ 型に[オブジェクトリスト]または[参照]を選択した場合は、名前を展開し、参照先となるプロセスオブジェクトを参照して選択します。プロセスオブジェクトを検索するには、[検索]ボックスにプロセスオブジェクト名を入力します。また、エディタから新しいプロセスオブジェクトを作成することもできます。
[依存関係の表示]をクリックすると、プロセスオブジェクトエディタ自体から参照先プロセスオブジェクトを表示できます。左側のナビゲーションバーの新しいタブに、参照先プロセスオブジェクトが読み取り専用モードで開きます。
[編集]をクリックすると、参照先プロセスオブジェクトを更新できます。
Note: 参照先プロセスオブジェクトの名前を変更する場合は、親プロセスオブジェクトも保存する必要があります。例えば、親プロセスオブジェクトの説明を少し変更して、[保存]をクリックします。
- ▪ 型に[選択リスト]または[複数選択リスト]を選択した場合は、1つ以上のオプションを入力します。
- g[テキスト]、[整数]、[数値]、[チェックボックス]、[日付]、[日時]、または[時刻]データ型のタイプを単純型のリストとして設定するには、そのタイプを含む行を選択してから、[リストにする]チェックボックスを選択します。
注: プロセスオブジェクトの単純型機能のリストは、プレビュー段階です。プレビュー機能は評価目的でサポートされていますが、保証されておらず、本番環境または本番にプッシュする予定の環境ではサポートされていません。Informaticaは、本番環境用の今後のリリースにプレビュー機能を含める予定ですが、市場や技術的な状況の変化に応じて導入を行わない場合もあります。詳細については、Informaticaグローバルカスタマサポートにお問い合わせください。
- hテキスト、日付、日時、時刻、数値、または整数データ型の追加フィールドを設定するには、[名前]フィールドを展開し、次のように追加フィールドを入力します。
- ▪ テキストデータ型のテキストの長さと形式
- ▪ 日付データ型の日付範囲
- ▪ 日時データ型の日時範囲
- ▪ 時刻データ型の時刻範囲
- ▪ 数値データ型の最小値と最大値
- ▪ 整数データ型の最小値と最大値
- iフィールドを必須フィールドとして設定するには、[必須]を選択します。
必須フィールドは、要求ペイロードに含まれている必要があります。値を含めることも、空にすることも、NULLにすることもできます。
- jフィールドがNULL値を受け入れないようにする場合は、[NULL可能]チェックボックスをクリアします。デフォルトでは、このチェックボックスはオンです。
6プロセスオブジェクトに必須フィールドを設定します。
次の画像に、[MemberName]、[MemberID]、および[MemberAddress]という3つのフィールドを含んだ[Employee]プロセスオブジェクトを示します。
.
.
7 必要に応じて、プロセスオブジェクトを編集します。
- - フィールド値を編集する場合は、フィールドを含む行の任意の場所をクリックします。行のすべてのフィールドが編集可能になります。
- - フィールドを削除するには、そのフィールドがある行にカーソルを合わせ、[削除]アイコンをクリックします。
- - フィールドを並べ替えるには、[上に移動]および[下に移動]オプションをクリックします。
8[保存]をクリックして、プロセスオブジェクトを保存します。
プロセスでプロセスオブジェクトを使用するためのルールおよびガイドライン
プロセスでプロセスオブジェクトを使用する際には、次のルールとガイドラインを考慮してください。
- •必須フィールドをアプリケーション統合プロセスの入力とするプロセスオブジェクトを使用する場合は、必須フィールドが要求ペイロードに存在することを確認する必要があります。存在しない場合、プロセスを実行すると、フィールドがないためにエラーが発生します。
例えば、プロセスオブジェクトで、IDフィールドを必須として設定したものの、次のサンプルに示すように、このフィールドが要求ペイロードに存在しないとします。
<root xmlns:xsi=”http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance”>
<Employee>
<Name xsi:nil=”true”></Name>
<Address xsi:nil=”true”></Address>
</Employee>
</root>
プロセスを実行すると、以下のようなエラーメッセージが表示されます。
<root>
<code>400</code>
<details>
<missing>[ID]</missing>
</details>
<message>The parameter validation failed</message>
</root>
- •プロセスオブジェクトフィールドをNULL可能として設定すると、有効な値を含めることも、NULLにすることもできます。NULL不可のフィールドをNULLとして設定することはできません。
JSON形式とXML形式では、アプリケーション統合プロセスの入力として使用されるプロセスオブジェクトフィールドのNULL値は異なる方法で処理されます。
JSON形式では、フィールド値としてNULL値を直接指定できます。
例: {"Name":null}
XMLはNULL値をサポートしていません。したがって、XML形式では、フィールドがNULL可能として設定されていて、NULL値を渡す場合は、フィールド要素でxsi:nil属性を"true"として設定し、次のサンプルに示すように、ルート要素に<xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance">を含める必要があります。
<root xmlns:xsi=”http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance”>
<Employee>
<ID>1234</ID>
<Name xsi:nil=”true”></Name>
<Address xsi:nil=”true”></Address>
</Employee>
</root>