改良されたコネクタ
このリリースには、次のコネクタに関する改良点が含まれています。
Amazon Redshift V2コネクタ
このリリースには、Amazon Redshift V2コネクタに関する次の改良点が含まれています。
- •SQL ELTモードのマッピング
特定のデータ型の形式、日付と時刻、ハッシュ、および文字列関数をAmazon Redshiftにプッシュできます。
Amazon Redshiftにプッシュダウンできる関数のリストについては、Amazon Redshift V2コネクタのマニュアルを参照してください。
Amazon S3 V2コネクタ
Amazon S3でDelta形式のファイルの読み取りと書き込みを行うことができます。
Databricksコネクタ
このリリースには、Databricksコネクタに関する次の改良点が含まれています。
- •SQL ELTモードのマッピング
式トランスフォーメーションの特定のウィンドウ関数をDatabricksにプッシュできます。
Databricksにプッシュダウンできる関数のリストについては、Databricks Deltaコネクタのマニュアルを参照してください。
- •OAuth Machine-to-Machine認証を使用して、サービスプリンシパルはDatabricksオブジェクトの読み取りと書き込みを行うことができます。OAuth Machine-to-Machine認証では、OAuth 2.0プロトコルを使用してDatabricksオブジェクトへのアクセスを認証します。
- •Databricksでは、Parquet形式とCSV形式の外部テーブルからデータを読み取ることができます。
Google BigQuery V2
SQL ELTモードのマッピングで、特定の集計関数、条件式、セキュリティ関数とビット関数、ウィンドウ関数をGoogle BigQueryにプッシュできます。
Google BigQueryにプッシュできる関数のリストについては、Google BigQueryコネクタのマニュアルを参照してください。
Hiveコネクタ
マッピングでHive接続を使用して、Amazon EMR 6.4ディストリビューションバージョンを持つHadoopクラスタ上のHiveソースにアクセスできます。
IBM MQコネクタ
SSL対応のIBM MQ接続にカスタム暗号スイートを使用して、必要なセキュリティレベルに基づいてIBM MQに安全に接続できます。
Microsoft Azure Data Lake Storage Gen2コネクタ
詳細モードのマッピングでドキュメントファイル形式を使用して、PDFファイルを読み取ることができます。
Microsoft Fabric Data Warehouseコネクタ
次のソースからデータを抽出し、Microsoft Fabricデータウェアハウスにデータをロードするときに、SQL ELTモードのマッピングを作成できます。
- •Microsoft Fabricデータウェアハウス
- •Microsoft Fabricレイクハウス
Microsoft Fabric OneLakeコネクタ
詳細モードのマッピングでドキュメントファイル形式を使用して、PDFファイルを読み取ることができます。
MongoDB V2コネクタ
マッピングのソーストランスフォーメーションとターゲットトランスフォーメーションでMongoDB V2接続を使用して、MongoDBに対してデータの読み取りと書き込みを行えるようになりました。
オープンテーブルコネクタ
Apache Hiveメタストアカタログによって管理されるMicrosoft Azure Data Lake Storage Gen2上のApache Icebergテーブルに対して読み取りまたは書き込みを行うことができます。
Oracleコネクタ
アップグレードされたJDBCドライババージョン6.0.0.001408またはODBCドライババージョン08.02.3465を使用して、Oracleマッピングを実行できます。これらのドライバは、Secure Agentのインストールディレクトリ内の
LATESTフォルダにあります。最新のドライバの使用方法の詳細については、
HOW TO: Configure the JDBC or ODBC driver for Oracle and Microsoft SQL Server Connectors in Cloud Data Integrationを参照してください。
SAPテーブルコネクタ
SAPテーブルコネクタには、差分更新モードを使用した差分抽出用に設定されたマッピングで、SAPの変更ドキュメントヘッダーテーブルから変更されたデータを抽出するパフォーマンスの向上が含まれています。
Snowflake Data Cloud Connector
このリリースには、Snowflake Data Cloud Connectorに関する次の改良点が含まれています。
- •SQL ELTモードのマッピング
特定の集計関数、条件式関数、コンテキスト関数、およびCortex関数をSnowflakeにプッシュできます。
Snowflakeにプッシュダウンできる関数のリストについては、Snowflake Data Cloud Connectorのマニュアルを参照してください。
- •Amazon S3ソースからSnowflakeターゲットにデータの書き込みを行うと、SQL ELTの最適化が有効になっているマッピングのクライアントシークレットとアクセスキーを使用せずに、Amazon S3バケットに保存されているデータファイルにアクセスすることができます。
この機能は、詳細モードのマッピングにも適用されます。
- •それぞれのソースとターゲットの処理済み行と失敗した行の数は、詳細モードのマッピングに基づくSnowflakeマッピングタスクのジョブ詳細ページで確認できます。
- •CDCソースからSnowflakeターゲットに変更データを書き込むCDCマッピングタスクが停止した場合、タスクの最初から再開するか、タスクが最後に終了したところから再開することができます。
マッピングタスクの再起動と再開の詳細については、「タスク」を参照してください。
SuccessFactors ODataコネクタ
SuccessFactors Odataからデータの読み取りを行う際に、指定した日付のレコードをフィルタリングできます。