ログベースのCDCを使用するデータベース取り込みおよびレプリケーションジョブは、SAP HANA 2.x SPS08ソースを処理できるようになりました。SPS08を使用するには、データベース取り込みおよびレプリケーションユーザーがSYS.M_SYSTEM_OVERVIEWシステム監視ビューへの読み取りアクセス権限を持っている必要があります。このビューは、SPS08で導入されたバイナリファイルの構造変更を検出するために必要となる、SAP HANAデータベースバージョンなどのシステム概要情報を取得するために必要です。この情報がなければ、データを正しく解釈できず、ジョブでファイルの解析失敗やデータの不一致が発生する可能性があります。
Db2 for z/OS補償レコードの処理の改善
以前は、Db2 for z/OSソースを使用したデータベース取り込みおよびレプリケーションの増分ロードジョブまたは組み合わせロードジョブで、ログに不要なDb2補償レコードがあった場合、CDC処理の遅延が発生することがありました。現在は、補償レコードのCDC処理がより効率的になりました。データベース取り込みおよびレプリケーションは、UOWの最後に補償ログレコードを削除する代わりに、補償レコードをハッシュマップにキーと値のペアとして保存し、ログデータがログパーサーにリリースされるときにこれらのレコードを無視できるようにします。