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変更された動作

データ取り込みおよびレプリケーションの2024年11月リリースには、次のような変更された動作が含まれています。

SnowflakeターゲットのSuperpipeオプションのマージ頻度の新しい最小値

Snowflake Data Cloudターゲットを持ち、Superpipeオプションを使用している増分ロードジョブ、および初期ロードと増分ロードの組み合わせタスクの場合、変更データ行がマージされてSnowflakeテーブルに適用される最小間隔が300秒から60秒に短縮されました。タスクウィザードの[ターゲット]ページの[マージ頻度]フィールドを使用して間隔を設定します。有効な値は60から604800です。

Oracle FusionソースのDATEデータ型カラムの増分フィルタ

アプリケーション取り込みとレプリケーションの場合、データストアに[増分フィルタ]または[有効な開始日]というマークが付いた[DATE]データ型のカラムが含まれていると、Oracle Fusionソースを持つ増分ロードジョブと結合ロードジョブが正常に実行されます。
以前は、[タイムスタンプ]データ型のカラムに[増分フィルタ]というマークが付いているタスクのみが正常に実行されていました。

Microsoft Azure Data Lake Storage Gen2ターゲットのファイル名形式を更新しました

ロールオーバーストラテジを使用しているMicrosoft Azure Data Lake Storage Gen2ターゲットでのストリーミング取り込みとレプリケーションジョブで、ターゲットディレクトリ内のファイル名のタイムスタンプにミリ秒の表記が次の形式で含まれるようになりました。
<filename>-<year>_<month>_<date>-<hours>_<minutes>_<seconds>_<milliseconds>
以前は、ファイル名にはミリ秒は含まれていませんでした。

ジョブロードタイプのデータベース取り込みエージェントサービスのプロパティ

AdministratorでSecure Agentにデータベース取り込みサービスを設定するときに、エージェントサービスが実行できるジョブロードタイプを指定する新しいプロパティを設定できます。[システム設定の詳細]で、サービスとして[データベース取り込み]を選択し、タイプとして[DBMI AGENT_CONFIG]を選択します。次に、区切り記号としてカンマ(,)を使用して、supportedLoadTypesプロパティを次のいずれかの値に設定します。
デフォルトはINITIAL,INCREMENTAL,INCREMENTAL_STAGINGで、これはすべてのロードタイプを示します。