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マッピングのAmazon Athenaソース

マッピングでは、Amazon Athenaソースを表すようにソーストランスフォーメーションを設定できます。
以下の表に、ソーストランスフォーメーションで設定できるAmazon Athenaソースプロパティを示します。
プロパティ
説明
接続
ソース接続の名前。ソース接続を選択するか、[新しいパラメータ]をクリックしてソース接続にパラメータを定義します。
ソースタイプ
ソースオブジェクトのタイプ。
次のいずれかのソースオブジェクトタイプを選択します。
  • - 単一オブジェクト。Amazon Athenaオブジェクトを1つのみ指定する場合に選択します。
  • - クエリ。ソースタイプにクエリを選択する場合は、[フィールドマッピング]タブのクエリで選択したすべてのフィールドをマップする必要があります。
  • - パラメータ。パラメータ名を指定する場合に選択します。
オブジェクト
ソースオブジェクトの名前。
単一のソースオブジェクトを選択します。
注: Binaryデータ型を使用しているテーブルのカラムをプレビューした場合、カラムには空白の値が表示されます。
以下の表に、ソーストランスフォーメーションで設定できるクエリオプションを示します。
プロパティ
説明
フィルタ
読み取り操作で値をフィルタ処理します。[設定]をクリックして、条件を追加してレコードをフィルタ処理し、Secure Agentがソースから読み取る行数を縮小します。
指定できるフィルタ条件を次に示します。
  • - パラメータを使用しません。基本フィルタを使用して、オブジェクト、フィールド、演算子、および値を指定して特定のレコードを読み取ります。
  • - すべてパラメータを使用します。パラメータを使用してフィルタ条件を表現します。
  • - 詳細。詳細フィルタを使用すると、複雑なフィルタ条件を定義できます。
ソート
レコードをソートするための条件。
以下のソート条件を指定できます。
  • - パラメータを使用しません。使用するフィールドとソートのタイプを選択します。
  • - パラメータを使用します。ソート条件を指定するには、パラメータを使用します。
  • - ソート順序。データを昇順と降順のどちらでソートするかを指定します。
注: Timestampカラムに詳細フィルタを設定した場合、フィルタ条件では値をTIMESTAMPとして指定する必要があります。以下に例を示します。
SELECT * FROM <dbname>.<tablename> where col_date < TIMESTAMP '2030-06-22 18:30:00.000';
以下の表に、ソーストランスフォーメーションで設定できるAmazon Athenaの詳細ソースプロパティを示します。
プロパティ
説明
S3ファイルにAthenaクエリ結果を保存
Amazon S3ファイルにAmazon Athenaクエリ結果を保存するかどうかを指定します。Amazon S3ファイルにAmazon Athenaクエリ結果を保存する場合は、チェックボックスをオンにします。
Amazon Athenaクエリ結果はCSVファイル形式で保存されます。
デフォルトでは、[S3ファイルにAthenaクエリ結果を保存]のチェックボックスはオフになっています。
S3OutputLocation
Amazon Athenaクエリの結果を保存するAmazon S3ファイルの場所を指定します。
JDBC URL接続プロパティのS3OutputLocationパラメータでAmazon S3ファイルの場所を指定することもできます。
接続プロパティおよび詳細ソースプロパティでAmazon S3の出力場所を指定した場合、Secure Agentでは詳細ソースプロパティで指定したAmazon S3の出力場所が使用されます。
取得サイズ
1回の結果セットの読み取りでAmazon Athenaから取得する行数を指定します。
デフォルトは10000です。
暗号化タイプ
Amazon S3ステージングディレクトリのデータを暗号化します。
以下の暗号化タイプを選択できます。
  • - なし
  • - SSE-S3
  • - SSE-KMS
  • - CSE-KMS
デフォルトはNoneです。
スキーマ名
ソースオブジェクトのスキーマ名を上書きします。
ソーステーブル名
指定したテーブル名で、メタデータで使用されているテーブル名を上書きします。
SQLクエリ
デフォルトのSQLクエリをオーバーライドします。
カラム名を二重引用符で囲みます。SQLクエリでは大文字と小文字が区別されます。Amazon AthenaデータベースでサポートされているSQL文を指定します。
SQLクエリでカラムを指定するときに、クエリのカラム名がマッピングのソースカラム名と一致するようにします。
Amazon Athena詳細ソースプロパティでトレースレベルを設定すると、ログに含まれる詳細情報の量を指定できます。
次の表に、設定可能なトレースレベルを示します。
トレースレベル
説明
Terse
Secure Agentは、初期化情報、エラーメッセージ、および却下されたデータの通知をログに記録します。
ノーマル
Secure Agentは、初期化情報、ステータス情報、検出されたエラー、およびトランスフォーメーション行エラーが原因でスキップされた行をログに記録します。セッションの結果のまとめを行いますが、個別行のレベルでのまとめは行いません。
Verbose Initialization
ノーマルトレースに加えて、Secure Agentは、初期化の詳細、インデックスおよび使用されたデータファイルの名前、および詳細なトランスフォーメーション統計をログに記録します。
Verbose Data
Secure Agentは、verbose初期化トレースに加えて、マッピングに渡された各行をログに記録します。また、Secure Agentは、カラムの精度に合わせて文字列データを切り詰めた場所を示し、詳細なトランスフォーメーション統計を記録します。
トレースレベルをVerbose Dataに設定すると、Secure Agentがトランスフォーメーションを処理する際に、ブロックされた状態の行の行データがすべて書き込まれます。