成功ファイルおよびエラーファイル
Secure Agentは、セッションの実行後に成功ファイルとエラーファイルを生成します。成功ファイルとエラーファイルは、行レベルの詳細を含む.csvファイルです。Hosted Agentは、セッションの実行後に成功ファイルとエラーファイルを作成しません。
Secure Agentは、セッションの実行後に成功ファイルを生成します。成功ファイルには、Amazon Redshiftに正常に書き込まれた各レコードのエントリが含まれます。各エントリには、レコードのすべてのフィールドに対して書き込まれた値が含まれます。このファイルを使用すると、Secure AgentがAmazon S3バケットとAmazon Redshiftターゲットに書き込んだデータを把握できます。
エラーファイルには、各データエラーのエントリが含まれます。ファイルの各エントリには、レコードのすべてのフィールドの値とエラーメッセージが含まれます。エラーファイルを使用すると、Secure AgentがAmazon Redshiftターゲットにデータを書き込まない理由を把握できます。
Secure Agentは成功ファイルまたはエラーファイルを上書きしません。エラー行ファイルと成功行ファイルが生成されたディレクトリからこれらのファイルに直接アクセスします。[すべてのジョブ]ページからエラー行ファイルにアクセスすることはできません。不要になったファイルは手動で削除できます。
成功ファイルのセッションプロパティを設定する場合は、次のガイドラインを考慮してください。
- •デフォルトでは、成功行ファイルはディレクトリ<Secure Agent installation directory>/apps/Data_Integration_Server/data/successに生成されます。成功ファイルディレクトリ詳細ターゲットオプションを使用して異なるディレクトリを指定することができます。
- •成功行ファイルは次の命名規則を使用します。infa_rs_<operation>_<schema.table_name>.batch_<batch_number>_file_<file_number>_<timestamp>_success.csv。
エラーファイルのセッションプロパティを設定する場合は、次のガイドラインを考慮してください。
- •デフォルトでは、エラー行ファイルはディレクトリ<Secure Agent installation directory>/apps/Data_Integration_Server/data/errorに生成されます。エラーファイルディレクトリ詳細ターゲットオプションを使用して異なるディレクトリを指定することができます。
- •エラーファイルディレクトリを定義する場合は、変数$PMBadFileDirを使用します。変数$PMBadFileDirを使用すると、アプリケーションがファイルを次のSecure Agentディレクトリに書き込みます。<Secure Agentインストールディレクトリ>/apps/Data_Integration_Server/data/error。
- •挿入タスクの場合、エラー行ファイルは次の命名規則を使用します。infa_rs_<operation>_<schema.table>.batch_<batch_number>_file_<file_number>_<timestamp>_error.csv。更新/挿入タスクの場合、次の命名規則を使用します。infa_rs_<operation>_<schema.table>_<timestamp_inLong>.batch_<batch_number>_file_<file_number>_<timestamp>_error.csv。