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Amazon S3への接続

Amazon S3に接続するようにAmazon S3接続プロパティを設定してみましょう。

始める前に

開始する前に、設定する認証タイプに基づいてAmazon S3アカウントから情報を取得する必要があります。
認証の前提条件の詳細については、認証の準備を参照してください。

接続の詳細

次の表に、基本接続プロパティを示します。
プロパティ
説明
接続名
接続の名前。
各接続名は組織内で一意である必要があります。接続名には、英数字、スペース、および次の特殊文字を含めることができます。_ .+ -,
最大長は255文字です。
説明
接続の説明。最大長は4000文字です。
タイプ
Amazon S3 V2
シークレットコンテナの使用
組織に対して設定されているSecrets Managerにこの接続の機密資格情報を保存します。
このプロパティは、組織にSecrets Managerが設定されている場合にのみ表示されます。
接続でシークレットコンテナを有効にすると、Secure AgentがSecrets Managerからどの資格情報を取得するかを選択できます。このオプションを無効にした場合、資格情報は組織の設定方法に応じてリポジトリまたはローカルSecure Agentに保存されます。
Secrets Managerを設定および使用する方法については、Secrets manager configurationを参照してください。
ランタイム環境
タスクを実行するランタイム環境の名前。
Secure Agent、Hosted Agent、またはサーバーレスランタイム環境を選択します。

認証タイプ

Amazon S3にアクセスするには、基本認証、AWS Identity and Access Management(IAM)、一時的なセキュリティ認証情報、EC2のロールの引き受け、資格情報プロファイルファイル、およびフェデレーティッドユーザーシングルサインオン認証タイプを設定します。
必要な認証方法を選択し、認証固有のパラメータを設定します。

詳細設定

次の表に、詳細接続のプロパティを示します。
プロパティ
説明
S3アカウントタイプ
Amazon S3アカウントのタイプ。
次のオプションから選択します。
  • - Amazon S3ストレージ。Amazon S3サービスを使用できるようにします。
  • - S3互換ストレージ。Scality RINGやMinIOなどのサードパーティのストレージプロバイダのエンドポイントを使用できるようにします。
デフォルトはAmazon S3ストレージです。
RESTエンドポイント
S3互換ストレージに必要なS3ストレージエンドポイント。
S3ストレージエンドポイントをHTTPまたはHTTPS形式で入力します。
例えば、http://s3.isv.scality.comと指定します。
S3 VPCエンドポイントタイプ1
Amazon S3用のAmazon Virtual Private Cloudエンドポイントのタイプ。
VPCエンドポイントを使用して、Amazon S3とのプライベート通信を有効にすることができます。
次のいずれかのオプションを選択します。
  • - なし。VPCエンドポイントを使用しない場合に選択します。
  • - ゲートウェイエンドポイント。インタフェースエンドポイントを介してAmazon S3とのプライベート通信を確立する場合に選択します。ゲートウェイエンドポイントは、S3トラフィックをS3ゲートウェイエンドポイントに転送するために使用されるルートテーブル内のルートのターゲットです。
  • - インタフェースエンドポイント。サブネットのIPアドレス範囲のプライベートIPアドレスを使用するインタフェースエンドポイント経由でAmazon S3とのプライベート通信を確立する場合に選択します。これは、AWSのサービス宛てのトラフィックのエントリポイントとして機能します。
デフォルトは[なし]です。
Amazon S3のエンドポイントDNS名1
Amazon S3インタフェースエンドポイントのDNS名。
DNS名は以下の形式で入力します。
bucket.<インタフェースエンドポイントのDNS名>
STS VPCエンドポイントタイプ1
AWS Security Token Service用のAmazon Virtual Private Cloudエンドポイントのタイプ。
AWS STSのエンドポイントDNS名1
AWS STSインタフェースエンドポイントのDNS名。
KMS VPCエンドポイントタイプ1
AWS Key Management Service用のAmazon Virtual Private Cloudエンドポイントのタイプ。
AWS KMSのエンドポイントDNS名1
AWS KMSインタフェースエンドポイントのDNS名。
マスタ対称キー
クライアントサイド暗号化を使用する場合の、Base64形式で示す256ビットのAES暗号化キー。暗号化キーは、サードパーティ製ツールを使用して生成できます。
顧客マスタキーID
AWS Key Management Service(AWS KMS)によって生成された顧客マスタキーIDまたはエイリアス名、またはアカウント間アクセス用のカスタムキーのAmazonリソース名(ARN)。
注: 詳細モードのマッピングでは、アカウント間アクセスは使用できません。
Amazon S3バケットが存在するリージョンの顧客マスタキーを生成する必要があります。
次のマスタキーを指定できます。
  • - 顧客が生成した顧客マスタキー。クライアントサイドまたはサーバーサイドの暗号化を有効にします。
  • - デフォルトの顧客マスタキー。クライアントサイドまたはサーバーサイドの暗号化を有効にします。アカウントの管理者ユーザーのみがデフォルトの顧客マスタキーIDを使用してクライアントサイド暗号化を有効にできます。
1マッピングにのみ適用されます。

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