詳細モードのマッピング
詳細モードのマッピングを作成して、Microsoft Azure Cosmos DB SQL APIに対してデータの読み取りや書き込みを行うことができます。
詳細モードのマッピングについては、次のルールとガイドラインを考慮してください。
- •バイナリ形式のデータを読み取ることはできません。
- •パーティション化されていないコレクションからデータを読み取ることはできません。
- •マッピングでBooleanフィールドを読み取ると、配列内のBooleanフィールドにはターゲットにNULLが書き込まれます。
- •文字列データを読み取る際に、詳細プロパティでin-outパラメータを使用することはできません。
- •マッピングで複数のパイプラインを追加することはできません。
- •コンテナを作成するときに指定する一意のキーは、マッピングでは考慮されません。
- •Microsoft Azure Cosmos DB SQL APIから読み取り、Microsoft Azure Data Lake Storage Gen2に書き込むと、ゼロバイトのファイルが他のターゲットファイルとともにターゲットに作成されます。
- •Microsoft Azure Cosmos DB SQL APIに対して読み取りまたは書き込みを行うときは、スキーマを推測するために、コレクションに少なくとも1つのドキュメントが含まれていることを確認してください。
- •Microsoft Azure Synapse SQLからデータを読み取り、Microsoft Azure Cosmos DB SQL APIのBooleanフィールドにデータを書き込む場合は、ソースフィールドのデータ型がビットであることを確認してください。
- •Microsoft Azure Cosmos DB SQL APIに対して読み取りまたは書き込みを行う場合は、ソースのIDカラムがターゲットのIDカラムにマッピングされていることを確認してください。
ソースにIDカラムがない場合は、式トランスフォーメーションを使用してIDカラムを追加してからマッピングを実行します。
- •Microsoft Azure Cosmos DB SQL APIから読み取り、VerboseモードでMicrosoft Azure Data Lake Storage Gen2に書き込むタスクを実行すると、タスクが成功した場合でも、実行ログに次のエラーが表示されます。
java.lang.IllegalArgumentException: 指定されたいずれかのライブラリをロードできませんでした:[netty_tcnative_linux_x86_64、netty_tcnative_linux_x86_64_fedora、netty_tcnative_x86_64、netty_tcnative]
このメッセージは無視してください。
- •Microsoft Azure Cosmos DB SQL APIに対して読み取りおよび書き込みを行う場合、ソースのdoubleデータ型の値はすべて、ターゲットに指数形式で書き込まれます。
例えば、1234567は1.234567E6と記述されます。
- •詳細プロパティを部分的にパラメータ化することはできません。例えば、次のように指定しないでください。Add100.$$filtercolumn=8.