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詳細モードのマッピングの例

例えば、Microsoft Azure Data Lake Storage Gen2のすべてのリージョンの顧客ID、商品番号、商品の数量など、大量の注文書詳細を保存している組織で働いているとします。注文の詳細をすばやく分析し、将来の収益を増やすためには、Microsoft Azure Data Lake Storage Gen2からMicrosoft Azure Synapse SQLにデータを移植する必要があります。
詳細モードのマッピングを作成することで、Microsoft Azure Data Lake Storage Gen2ソースからすべての購入レコードを読み取ったり、Microsoft Azure Synapse SQLターゲットにレコードを書き込む際のパフォーマンスを高速化することができます。
    1データ統合で、[新規] > [マッピング] > [マッピング]をクリックします。
    2Mapping Designerで、[詳細に切り替え]をクリックします。
    次の画像は、Mapping Designerの[詳細に切り替え]ボタンを示しています。
    Mapping Designerでは、ヘッダーに[詳細に切り替え]ボタンが含まれています。
    3[詳細に切り替え]ダイアログボックスで、[詳細に切り替え]をクリックします。
    Mapping Designerは、詳細モードで使用できるトランスフォーメーションや関数が表示されるようにマッピングキャンバスを更新します。
    4 マッピングの名前、場所、説明を入力します。
    5ソーストランスフォーメーションの全般プロパティで、名前と説明を指定します。
    6[ソース]タブ次の手順を実行して、Microsoft Azure Data Lake Storage Gen2ソースからデータを読み取るためのソースの詳細を指定します。
    1. a[接続]フィールドで、Microsoft Azure Data Lake Storage Gen2ソース接続を選択します。
    2. b[ソースタイプ]フィールドで、ソースのタイプを選択します。
    3. c[オブジェクト]フィールドで、必要なオブジェクトを選択します。
    4. d[詳細プロパティ]セクションで、適切な値を指定します。
    7[フィールド]タブで、ソースフィールドをターゲットフィールドにマッピングします。
    8ターゲットトランスフォーメーションの全般プロパティで、名前と説明を指定します。
    9[ターゲット]タブで次の手順を実行して、Microsoft Azure Synapse SQLターゲットにデータを書き込むためのターゲットの詳細を指定します。
    1. a[接続]フィールドで、Microsoft Azure Synapse SQLターゲット接続を選択します。
    2. b[ターゲットタイプ]フィールドで、ターゲットのタイプを選択します。
    3. c[オブジェクト]フィールドで、必要なオブジェクトを選択します。
    4. d[操作]フィールドで、必要な操作を選択します。
    5. e[詳細プロパティ]セクションで、詳細ターゲットプロパティに適切な値を指定します。
    10フラットファイルソースとMicrosoft Azure Synapse SQLターゲットをマッピングします。
    11[保存] > [実行]をクリックして、マッピングを検証します。
    [監視]で、タスクの実行後にログのステータスを監視できます。

詳細モードのマッピングに関するルールとガイドライン

詳細モードのマッピングを作成する際は、次のルールとガイドラインを考慮してください。