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キー範囲パーティション化

マッピングタスクを使用して、Oracleソースからデータを読み取る場合、キー範囲パーティション化を設定できます。キー範囲パーティション化により、Secure Agentはパーティションキーとして定義したフィールドに基づいてソースデータ行を分散します。Secure Agentは、フィールド値を各パーティションの範囲値と比較して、適切なパーティションに行を送信します。
データ値が均等に分散されているカラムには、キー範囲パーティション化を使用します。そうしないと、パーティションのサイズが等しくなくなる可能性があります。例えば、あるカラムのキー値1から1000の間には10行あり、キー値1001から2000の間には999行があるというようになります。マッピングに複数のソースが含まれる場合は、ソースごとに同じ数のキー範囲を使用します。
カラムのキー範囲パーティション化を定義すると、Secure Agentはその指定されたパーティション範囲内にある行を読み取ります。例えば、カラムの2つのパーティションを範囲10から20と30から40に対して設定した場合、行20から30は指定したパーティション範囲内にないため、Secure Agentはこれらの行を読み取りません。
パーティショニングを設定するときは、次のルールを考慮してください。

キー範囲パーティション化の設定

Oracleソースのキー範囲パーティション化を設定するには、以下の手順を実行します。
    1[ソースのプロパティ]で、[パーティション]タブをクリックします。
    2[パーティションキー]フィールドで、リストから必要なパーティションキーを選択します。
    3[キー範囲]セクションで、[新しいキー範囲の追加]をクリックし、Secure Agentがデータをパーティション化する必要があるときの基準となるパーティションの数とキー範囲を定義します。
    最小値を示すには、開始範囲に空白値を使用します。最大値を示すには、終了範囲に空白値を使用します。