配列要素を含む要求の設定
次のいずれかの方法により、配列要素を含むREST V2ターゲットとREST V2ミッドストリームトランスフォーメーションの要求を作成できます。
- •複数のソースグループを使用した要求の作成
- •単一のソースグループを使用した要求の作成
注: 名前のない配列を要求本文に設定することはできません。
複数のソースグループを使用した要求の作成
例えば、要求メッセージに、従業員の仕事用の電話番号など、複数回発生する要素が含まれる場合、この要素に対する入力フィールドは複数のソースグループから発生することになります。
複数のリレーショナルソースに対して1つの要求を作成するには、外部キーを使用して、複数の入力フィールドにおけるソースグループを、その親ソースグループと関連付けます。
複数発生する要素に対する親ソースグループを判断するには、次の手順を実行します。
- •親グループは、隣接した複数発生する親要素である必要があります。
- •複数発生する親要素がない場合、複数発生する要素を、ルート要素にマッピングされたソースグループにマッピングします。
例えば、次の図は、複数発生要素
workの、リレーショナルデータソースからREST V2ターゲットへのマッピングを示したものです。

単一のソースグループを使用した要求の作成
ミッドストリームトランスフォーメーションまたはREST V2ターゲットに対して、非正規化ソースを使って要求を作成するには、次の手順を実行します。
- 1すべてのフィールドを単一のソースファイルに含めます。複数発生する要素は、非正規化ソースファイル内の最後のフィールドにくるようにします。
- 2管理者>[ランタイム環境]をクリックして、エージェントを選択します。
- 3[カスタム構成の詳細]で新しいプロパティを追加します。
- 4[サービス]で[データ統合サービス]、[タイプ]で[Tomcat]を選択します。
- 5プロパティ名をALLOW_DUPLICATE_VALUESと指定します。
- 6値をtrueに設定します。
- 7[完了]をクリックして変更を保存します。
- 8対応するソースをターゲットフィールドにマッピングします。
例えば、次の図では、workフィールドがREST V2ターゲットの配列要素にマッピングされています。