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ソースとターゲットの不一致の処理

Salesforceソースとデータベースターゲットに対する増分ロードを実行した場合に、ソースとターゲットのメタデータが一致しないと、タスクが失敗することがあります。
Salesforceフィールドのデータ型とデータベースターゲットカラムのデータ型が一致しないため、タスクが失敗することがあります。Salesforceフィールドの精度またはスケールが増分されたため、データベースカラムに値を格納できない場合にもタスクが失敗することがあります。
ソースメタデータの変更に合わせてターゲットカラムを調整するには、AutoAlterColumnTypeカスタム構成プロパティを使用します。このプロパティを使用すると、レプリケーションタスクによって、ターゲットカラムのメタデータがソースに合わせて変更されます。レプリケーションタスクを実行するSecure AgentのAutoAlterColumnTypeカスタム構成プロパティを設定します。
AutoAlterColumnTypeプロパティは、状況によっては使用できないことがあります。AutoAlterColumnTypeプロパティを実行しても不一致が解決しない場合は、ターゲットのリセットおよび再ロードが必要になることもあります。
次の表に、メタデータの不一致の例とその対処方法をいくつか示します。
ソースとターゲットのメタデータの不一致
アクション
精度が増分された
AutoAlterColumnTypeを使用します。
精度が減分された
ターゲットをリセットして再ロードします。
データ型が変更された
ターゲットをリセットして再ロードします。
カラムが追加された
アクションは必要ありません。この問題はすべてのロードタイプで解決できます。
カラムが削除された
アクションは必要ありません。この問題はすべてのロードタイプで解決できます。

AutoAlterColumnTypeプロパティの設定

AutoAlterColumnTypeカスタム構成プロパティを設定して、Salesforceソースフィールドのデータ型、精度、またはスケールが変更されたときに、データベースターゲットのカラムが調整されるようにします。このプロパティは、レプリケーションタスクを実行するSecure Agentに設定します。
    1[設定] > [ランタイム環境]をクリックします。
    2レプリケーションタスクを実行するSecure Agentをクリックし、[Secure Agentの編集]を選択します。
    3[カスタム構成の詳細][追加]アイコンをクリックし、次の値を入力します。
    フィールド
    タイプ
    [Tomcat]を選択します。
    サブタイプ
    [情報]を選択します。
    名前
    カスタムプロパティの名前。
    「AutoAlterColumnType」と入力します。
    「yes」と入力してこのプロパティをオンにします。
    4[OK]をクリックして変更を保存します。