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SAP ADSOソースオブジェクト

SAPテーブルリーダーコネクタを使用すると、SAP BW/4HANAアプリケーションに接続し、SAP ADSOオブジェクトから大量のデータの読み取りを行うことができます。
SAP Advanced DataStore Object(ADSO)は、SAP BWシステムにおけるデータの保存と統合のための中心的なオブジェクトです。ADSOは、モデリングとサポート環境を簡素化するBW/4HANAのプライマリ永続オブジェクトです。ADSOは通常、2次元の透過的なデータベーステーブルに格納されます。
データ統合は、次のSAP ADSO情報をインポートします。

SAP ADSOオブジェクトの命名規則

ADSOオブジェクトをデータ統合マッピングのソースとしてインポートする場合は、/BIC/A<technical_name of ADSO>*という命名規則に従います。ここで、*はADSOに関連付けられたテーブル番号を表します。
ADSOをCloudデータ統合にインポートすると、Secure Agentは各ADSOに関連付けられた次の5つのテーブルをインポートします。
次の画像は、BW/4HANA 1.0からCloudデータ統合にインポート可能なADSOのZDELTAという技術名称の5つのテーブルを示しています。
ADSOは、関連する5つのテーブルとともにインポートされます。