Secure AgentがSAPでホワイトリストに登録されたホストとして動作するようにする(オプション)
SAPテーブルデータを読み取るときに、Secure Agentがホワイトリストに登録されたホストとして動作できるようにすることができます。Secure Agentをホワイトリストに登録されたホストとして動作するように設定する前に、最新のトランスポートファイルがインストールされていることを確認します。
- 1AdministratorでJVMOptionプロパティを設定して、SAPシステムのHTTP_Whitelistテーブルに追加できるホストとしてSecure Agentを定義するには、次の手順を実行します。
- a[Administrator] > [ランタイム環境]の順に選択します。
- b[ランタイム環境]ページで、マッピングを実行するSecure Agentマシンを選択します。
- c[編集]をクリックします。
- d[システム構成の詳細]セクションの[サービス]リストから、[データ統合サーバー]を選択します。
- eJVMOptionフィールドを編集して、次の値を追加します。
-Dsap_whitelist_check=1
- f[保存]をクリックします。
- gSAPのホストとして定義するすべてのSecure Agentについて、手順b~fを繰り返します。
- 2トランザクションSE16を使用して、SAP HTTP_WhitelistテーブルにSecure Agentにエントリを作成します。Secure Agentにエントリを作成するには、SAPシステムで次の手順を実行します。
- aトランザクションSE16に進みます。
- bSecure AgentをSAPのホストとして定義するようにプロパティを設定します。
次の表に、設定する必要があるプロパティを示します。
プロパティ | 説明 |
---|
MANDT | 必須。SAPクライアント番号。 |
ENTRY TYPE | 必須。このエントリと比較するURLのタイプ。 URLがCSSテーマのURLであることを示すには、01を入力します。 |
SORT KEY | 必須。プライマリキーとして使用される一意の値。 数字とアルファベットを入力できます。 |
PROTOCOL | SAPが検証する必要があるプロトコル。 HTTPまたはHTTPSを入力します。 値を入力しない場合、SAPはプロトコルを検証しません。 |
HOST | SAPが検証する必要があるホストマシン。 Secure AgentをホストするマシンのIPアドレスを入力します。 |
PORT | SAPが検証する必要があるポート番号。 [ポート]フィールドを空白のままにして、SAPではポートを検証する必要がないことを示します。 |
URL | SAPが検証する必要があるURL。 SAPがURLを検証する必要がないことを示すには、*を入力します。 |
注: 手順2を実行しない場合、SAPで実行されるマッピングとタスクが失敗します。
- 3SAPのホワイトリストに登録されているホストとして設定するすべてのSecure Agentについて、手順1と2を繰り返します。