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Snowflake Data Cloudのルックアッププロパティ

以下の表に、ルックアップトランスフォーメーションで設定できるSnowflake Data Cloudのルックアップオブジェクトプロパティについて説明します。
プロパティ
説明
接続
ルックアップ接続の名前。
既存の接続の選択、新しい接続の作成、またはルックアップ接続プロパティのパラメータ値の定義ができます。
注: パラメータ化されていないSnowflake Data Cloud接続とパラメータ化されたSnowflake Data Cloud接続を切り替えることができます。詳細プロパティ値は、切り替え中も保持されます。
実行時にルックアップ接続プロパティを上書きする場合は、[実行時にパラメータのオーバーライドを許可する]オプションを選択します。
ソースタイプ
ソースオブジェクトのタイプ[単一オブジェクト]、[クエリ]1または[パラメータ]を選択します。
パラメータ
タスクを編集せずに更新する値を定義するパラメータファイル。ルックアップオブジェクトに既存のパラメータを選択するか、[新しいパラメータ]をクリックしてルックアップオブジェクトに新しいパラメータを定義します。
パラメータをルックアップタイプとして選択する場合にのみ、パラメータプロパティが表示されます。
実行時にパラメータを上書きする場合は、[実行時にパラメータのオーバーライドを許可する]オプションを選択します。
タスクを実行すると、そのタスクは詳細セッションプロパティで指定したファイルからパラメータを使用します。
ルックアップオブジェクト
マッピングのルックアップオブジェクトに名前を付けます。
複数一致
ルックアップ条件で複数の一致が返されるときの動作。すべての行、任意の行、最初の行、最後の行、またはエラーを返すようにすることができます。
ルックアップオブジェクトのプロパティで次のオプションから選択して、動作を決定します。
  • - 最初の行を返す1
  • - 最後の行を返す1
  • - 任意の行を返す
  • - すべての行を返す
  • - エラーを報告
フィルタ
該当なし。
ソート
該当なし。
1詳細モードのマッピングには適用されません。
以下の表に、ルックアップトランスフォーメーションで設定できるSnowflake Data Cloudルックアップオブジェクトの詳細プロパティについて説明します。
詳細プロパティ
説明
データベース
接続で指定されたデータベースをオーバーライドします。
スキーマ
接続で指定されたスキーマをオーバーライドします。
ウェアハウス
接続で指定されたSnowflakeウェアハウス名をオーバーライドします。
マッピングのウェアハウス名によって、接続で指定したウェアハウス名をオーバーライドします。接続プロパティで不適切なウェアハウス名を指定しても、接続は成功します。ただし、マッピングを実行する前に、マッピングプロパティで正しいウェアハウス名が指定されていることを確認してください。
ロール
接続で指定された、ユーザーに割り当てられたSnowflakeロールをオーバーライドします。
Pre SQL
該当なし。
Post SQL
該当なし。
SQLオーバーライド1
Snowflakeソースからデータを読み取るために使用されるデフォルトのSQLクエリをオーバーライドします。
ルックアップデータフィルタ1
マッピングがルックアップソーステーブルのキャッシュに対して実行するルックアップの回数を、フィルタ条件で指定した値に基づいて制限します。
このプロパティは、ソースタイプとしてオブジェクトを選択し、ルックアップトランスフォーメーションの[詳細設定]タブでルックアップキャッシュを有効にしている場合に適用されます。
最大長は32768文字です。
このプロパティの設定に関する詳細については、データ統合のマニュアルにある「トランスフォーメーション」を参照してください。
1詳細モードのマッピングには適用されません。

パラメータ化

ルックアップオブジェクトと接続をパラメータ化する場合は、いくつかのルールに従ってオブジェクト名を上書きする必要があります。
トランスフォーメーションで[実行時にパラメータのオーバーライドを許可する]オプションを有効にした場合、db.schema.tablenameなどの完全修飾名を使用してオブジェクト名をオーバーライドすることはできません。
Snowflake Data Cloud接続の[JDBC URLの追加パラメータ]フィールドにあるdb=<dbname>&schema<schemaname>値を渡す必要があります。

複数一致の制限

ルックアップの設定時に、ルックアップ条件が複数一致を返したときの動作を定義します。すべての行、任意の行、最初の行、最後の行、またはエラーを返すようにすることができます。
次の設定には、複数一致のポリシーの制限があります。