SQL ELTの最適化のタイプ
マッピングタスクにSQL ELTの最適化を適用すると、タスクのプロパティで指定した最適化のタイプに基づいて、データ統合は、トランスフォーメーションロジックをソースデータベースまたはターゲットデータベースにプッシュします。データ統合は、選択した接続に基づいて、トランスフォーメーションロジックをSQLクエリに変換するか、SnowflakeコマンドをSnowflakeデータベースに変換します。
ソースデータベースまたはターゲットデータベースでSQLクエリまたはSnowflakeコマンドが実行され、トランスフォーメーションが処理されます。データベースにプッシュできるトランスフォーメーションロジックの量は、データベース、トランスフォーメーションロジック、マッピング設定、およびセッション設定によって異なります。データ統合は、データベースにプッシュできないすべてのトランスフォーメーションロジックを処理します。
マッピングおよび詳細モードのマッピングでは、次のタイプのSQL ELTの最適化を設定できます。
- 完全
- データ統合は、ターゲットデータベースで処理するために可能な限り多くのトランスフォーメーションロジックをプッシュダウンします。
- Snowflakeとの間で読み取りおよび書き込みを行うマッピングの場合、データ統合はソースからターゲットへのすべてのトランスフォーメーションを分析します。ターゲットにおいてすべてのトランスフォーメーションに互換性がある場合、マッピングロジック全体がターゲットにプッシュされます。マッピングロジック全体をターゲットにプッシュできない場合、データ統合は最初にできるだけ多くのトランスフォーメーションロジックをソースデータベースにプッシュし、次にできるだけ多くのトランスフォーメーションロジックをターゲットデータベースにプッシュします。
注: ソースとターゲットのSnowflakeアカウントが個別に異なるリージョンに存在していても、同じクラウドプラットフォームでホストされている場合は、完全なSQL ELTの最適化を設定することができます。ただし、SnowflakeアカウントユーザーとターゲットSnowflakeアカウントのロールがSnowflakeソースアカウントにアクセスできることを確認してください。
- ソース
- データ統合は、ソースデータベースで処理するために可能な限り多くのトランスフォーメーションロジックをプッシュダウンします。