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同期タスクのAmazon ターゲット

Amazon ターゲットに書き込むように同期タスクを設定する場合、ターゲットプロパティを設定できます。
ターゲットプロパティが同期タスクウィザードの同期タスクウィザードの同期ページ
次の表に、Amazon ターゲットプロパティを示します。
ソースプロパティ
説明
接続
ターゲット接続の名前。
ターゲットオブジェクト
タスクのターゲットオブジェクトを指定します。
形式オプション
Amazon S3の形式オプション。[形式オプション]ダイアログボックスを開き、ファイルの形式を定義します。デフォルトは区切りファイルです。
次の形式オプションを設定します。
  • - 区切り文字: 区切り文字。カンマ、タブ、コロン、セミコロンなどのパラメータを設定できます。
  • - テキスト修飾子: テキストを修飾する文字。単一引用符、二重引用符などのパラメータを設定できます。
  • - エスケープ: エスケープ文字。
ターゲットの作成
ターゲットを作成します。ターゲットオブジェクトの名前を入力して、使用するソースフィールドを選択します。デフォルト名はソースオブジェクトの名前です。また、デフォルトではすべてのソースフィールドが使用されます。必要に応じて、ターゲットオブジェクトのファイル拡張子を入力します。
ターゲット名に英数字を含めることはできません。ファイル名では、ピリオド(.)、アンダースコア(_)、アットマーク(@)、ドル記号($)、パーセント記号(%)のみを特殊文字として使用できます。
ターゲット名では、パラメータファイルに定義したパラメータを使用できます。
実行時に詳細ソースプロパティの圧縮タイプを選択した場合、.gz拡張子を持つファイルが生成されます。.gzファイルにはデータが格納されます。
子オブジェクト
該当なし。
注: Informatica CloudのSpring 2017リリースから2022年2月リリースにアップグレードした場合、$paramパラメータとして指定されたターゲットで[ターゲットの作成]オプションを使用して同期タスクを設定し、パラメータファイルでこのパラメータを定義していると、タスクが失敗します。タスクを編集し、ターゲットを再作成してから、タスクを再実行する必要があります。
ターゲットを作成するときに、ファイル名に$LastRunTimeおよび$LastRunDateシステムパラメータを使用しないでください。これらのパラメータを使用した場合、同期タスクで例外が発生します。
同期タスクをスケジュールするときに、詳細ターゲットプロパティも設定できます。詳細ターゲットプロパティは、同期タスクウィザードの[スケジュール]ページに表示されます。
次の表に、Amazon の詳細ターゲットプロパティを示します。
詳細ターゲットプロパティ
説明
フォルダパス
Amazon S3オブジェクトへの完全なパス。バケット名と任意のフォルダ名が含まれている必要があります。フォルダパスの末尾にスラッシュを使用しないでください。
例: <バケット名>/<フォルダ名>
実行時に指定されたフォルダパスで、接続の作成時に指定されたパスが上書きされます。
パーツサイズ
オブジェクトのパーツサイズを指定します。
デフォルトは5MBです。
TransferManagerスレッドプールサイズ
データを並行して書き込むスレッドの数を指定します。
Amazon S3コネクタはAWS TransferManager APIを使用して、大きなオブジェクトを複数パーツに分けてAmazon S3にアップロードします。
ファイルサイズが5MBを超える場合、マルチパーツアップロードを設定して、複数パーツに分けたオブジェクトを並行してアップロードできます。[TransferManagerスレッドプールサイズ]を50よりも大きく設定した場合、値は50に戻ります。
デフォルトは10です。
パーティションファイルのマージ
該当なし。
分散カラム
実行時に複数ターゲットファイルの作成に使用するカラムの名前を指定します。
ステージングファイルの場所
Amazon S3のステージングディレクトリ。
Secure Agentランタイム環境でタスクを実行する場合は、ランタイム環境内の対応するSecure Agentマシンで利用できるディレクトリパスを指定します。
ディレクトリパスを指定すると、Secure Agentは、次の形式で指定したパーティションの数に応じてフォルダを作成します。InfaS3Staging<00/11><timestamp>_<partition number>。ここで、00は読み取り操作を表し、11は書き込み操作を表します。
例えば、InfaS3Staging000703115851268912800_0のようになります。
注: 新しいディレクトリに一時ファイルが作成されます。
ディレクトリ名を指定するとき、同じ名前のフォルダがすでに存在する場合、Secure Agentはそのフォルダのコンテンツを削除します。指定した場所に対する書き込み権限が必要です。
ディレクトリパスを指定しない場合、Secure Agentはステージングファイルの場所として一時ディレクトリを使用します。
ホステッドエージェントのランタイム環境でタスクを実行する場合は、ステージングディレクトリの場所を空のままにしてください。ホステッドエージェントは、一時的な場所にディレクトリを作成します。
オブジェクトタグ
Amazon S3バケットに格納されているオブジェクトに、1つまたは複数のタグを追加できます。
キー値のペアを入力するか、キー値のペアを含むファイルパスを指定することができます。詳細については、オブジェクトタグを参照してください。
成功ファイルディレクトリ
該当なし。
エラーファイルのディレクトリ
該当なし。