データカタログ検出の実行
[データカタログ]ページでデータカタログ検出を実行します。
次の図は、[データカタログ]ページを示しています。
このページには、[検索]フィールドと、カタログ内のテーブル、ビュー、およびフラットファイルアセットの合計数が表示されます。
[検索]フィールドに、オブジェクト名、説明、またはその他のメタデータ(データドメインや関連するビジネス用語など)に含まれる可能性のある語句を入力します。検索結果からオブジェクトを選択すると、オブジェクトを使用する場所を尋ねるメッセージがデータ統合に表示されます。また、組織内に接続が存在しない場合は、データ統合によって接続がインポートされます。
オブジェクトは次の場所で使用できます。
- •新しいマッピング内。このオプションを選択すると、データ統合によって新しいマッピングが作成され、オブジェクトがマッピングインベントリに追加されます。次に、オブジェクトをソース、ターゲット、またはルックアップオブジェクトとしてマッピングに追加します。
- •開いているマッピングで。このオプションを選択すると、マッピングを選択するように求めるメッセージがデータ統合に表示され、オブジェクトがマッピングインベントリに追加されます。次に、オブジェクトをソース、ターゲット、またはルックアップオブジェクトとしてマッピングに追加します。
- •新しい同期タスクで。このオプションを選択すると、データ統合は新しい同期タスクを作成し、オブジェクトをソースオブジェクトとして追加します。
- •新しいファイル取り込みとレプリケーションタスクで。このオプションを選択すると、データ統合は新しいファイル取り込みとレプリケーションタスクを作成し、オブジェクトをソースオブジェクトとして追加します。
マッピングインベントリ
検索結果からオブジェクトを選択してマッピングに追加すると、データ統合では、オブジェクトがマッピングインベントリに追加されます。インベントリからオブジェクトを選択し、ソース、ターゲット、またはルックアップオブジェクトとしてマッピングに追加します。
次の図は、マッピングインベントリを示しています。
- 1[インベントリ]アイコン。[インベントリ]パネルを表示または非表示にします。
- 2トランスフォーメーションプロパティパネルの[インベントリからオブジェクトを選択]アイコン。インベントリからオブジェクトをソース、ターゲット、またはルックアップオブジェクトとして選択します。
各マッピングには独自のインベントリがあります。マッピングインベントリに追加した各オブジェクトは、削除するまでインベントリにとどまります。
インベントリからオブジェクトをソース、ターゲット、またはルックアップオブジェクトとして追加するには、ソース、ターゲット、またはルックアップトランスフォーメーションを選択し、接続を設定するタブで[インベントリからオブジェクトを選択]をクリックします。次に、インベントリからオブジェクトを選択します。
Mapping DesignerでCLAIREの推奨を有効にすると、インベントリ内のオブジェクトに新しい推奨事項がある場合、データ統合で[推奨事項]タブが強調表示されます。例えば、インベントリ内のオブジェクトにクレジットカード番号などの機密データが含まれていて、それをソース、ターゲット、またはルックアップオブジェクトとしてマッピングに追加した場合、データ統合で[推奨事項]タブが強調表示されます。推奨事項を開くと、CLAIREでは、機密データをマスクするためにマッピングへのデータマスキングトランスフォーメーションの追加が推奨される場合があります。