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ターゲットオブジェクト

[プロパティ]パネルの[ターゲット]タブで、ターゲットトランスフォーメーションのターゲットオブジェクトを選択します。
ターゲットオブジェクトに設定するプロパティは、接続タイプとマッピングタイプに応じて異なります。また、組織のライセンスによって、ターゲットトランスフォーメーションがマップレットの一部である場合に表示されるターゲットプロパティが決定されます。
次の図に、フラットファイルターゲットの[ターゲット]タブを示します。
詳細([接続]、[ターゲットタイプ]、[オブジェクト]、[操作])が含まれたフラットファイルターゲットの[ターゲット]タブ。また、詳細プロパティも含まれます。[ターゲット]タブのフィールドは、接続タイプによって異なります。
  1. 1ターゲット接続、ターゲットタイプ、ターゲットオブジェクト、ターゲット操作を設定するターゲットの詳細。
  2. 2マッピングインベントリからターゲットオブジェクトを選択します。
以下の方法でターゲットオブジェクトを選択できます。
接続とターゲットオブジェクトを選択する。
[詳細]領域で、ターゲット接続、ターゲットタイプ、およびターゲットオブジェクトを選択します。新しい接続を作成できます。フラットファイルターゲットおよびリレーショナルターゲットでは、実行時にターゲットオブジェクトを作成することもできます。SQL ELTモードのマッピングの場合、ターゲットトランスフォーメーションではなく、マッピングプロパティでターゲット接続を設定します。
既存のターゲットオブジェクトを使用する場合は、ターゲットオブジェクトのリストからターゲットを選択し、それをアップストリームトランスフォーメーションにリンクします。ターゲットテーブルが変更された場合、その変更に合わせてターゲットトランスフォーメーションを更新する必要があります。物理ターゲットとターゲットトランスフォーメーションが一致しない場合、マッピングは失敗します。
フラットファイルターゲットに既存のターゲットオブジェクトを使用する場合、マッピングタスクを実行すると既存のターゲットが上書きされます。
マッピングインベントリからターゲットオブジェクトを選択します。
組織の管理者によってEnterprise Data Catalog統合プロパティが設定されていて、[Data Catalog]ページでオブジェクトをマッピングに追加した場合、[インベントリ]パネルからターゲットオブジェクトを選択できます。組織の管理者によってEnterprise Data Catalog統合プロパティが設定されていない、またはデータカタログの検出が実行されていない場合、[インベントリ]パネルには何も表示されません。データカタログの検出に関する詳細については、「マッピング」を参照してください。
[インベントリ]パネルは、SQL ELTモードのマッピングでは使用できません。
パラメータを使用する。
マッピングタスクを実行するときは、入力パラメータを使用してターゲット接続やターゲットオブジェクトを定義できます。パラメータの詳細については、「マッピング」を参照してください。
また、ターゲット操作を定義する必要もあります。使用できるターゲット操作は、接続タイプによって異なります。

詳細クラスタでのターゲットファイルの作成

詳細クラスタで実行され、複合ファイルターゲットを含むマッピングを作成すると、ターゲットトランスフォーメーションは、[詳細]領域の[ファイル名]プロパティに入力したファイル名でフォルダを作成します。単一のファイルは作成されません。出力が一連のファイルに分割されている場合があるため、そうする必要があります。
フォルダ名には、一意の識別子が追加されることもあります。マッピングはファイル名とフォルダ内のすべてのコンテンツを認識するため、ユーザーが識別子を知っておく必要はありません。
フォルダ内のパートファイルは次のような名前になります: part-<一意の識別子>.<フォーマット>。ここで、サフィックスはcsv、txt、avro、parquet、json、orcのいずれかです。