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動的サービス名

データサービストランスフォーメーションで動的サービス名を使用して、さまざまな標準および使用タイプのメッセージタイプのメッセージを処理します。動的サービス名を使用した場合は、データサービス名をパラメータとしてトランスフォーメーションに渡します。
データサービスの名前には、業界標準、標準のバージョン、メッセージタイプ、およびサービスの使用タイプが次の構文で示されます。
<industry standard>_<version>_<message type>_<usage type>
使用タイプは以下のいずれかになります。
例えば、HIPAAメッセージ270バージョン5010A1を受信するために使用するサービスの名前は、HIPAA_5010A1_270_Parserです。
動的サービス名を使用するには、マッピングの設定時に次のタスクを実行します。
  1. 1データサービス名をパラメータとしてデータサービストランスフォーメーションに渡すようにマッピングを設定します。例えば、式トランスフォーメーションをマッピングに追加し、メッセージからデータサービス名を抽出してその名前をデータサービストランスフォーメーションに渡すように式トランスフォーメーションを設定します。
  2. 2データサービスのプロパティの設定時に、動的なサービス名を使用するオプションを選択します。
  3. 3データサービストランスフォーメーションのフィールドマッピングで、サービス名を含む入力フィールドをservice_Nameフィールドにマッピングします。

メッセージ検出サービスの使用

動的サービス名を使用する場合は、必要に応じてメッセージ検出サービスを有効にすることができます。アップストリームトランスフォーメーションからパーサーデータサービスの名前を検出し、データサービスリポジトリからパーサーデータサービスを呼び出します。
メッセージ検出サービスを使用するには、マッピングの設定時に次のタスクを実行します。
  1. 1受信メッセージを受信するマッピングに式トランスフォーメーションを追加します。
  2. 2式トランスフォーメーションで、空の文字列をデータサービストランスフォーメーションに渡す式フィールドを作成します。
  3. 3データサービストランスフォーメーションで、動的サービス名を使用するオプションを選択します。次に、メッセージ検出サービスを有効にし、モードとタイプを選択します。
  4. 4データサービストランスフォーメーションのフィールドマッピングで、空の文字列を含む入力式フィールドをservice_Nameフィールドにマッピングします。
注: メッセージ検出サービスは、パーサーデータサービスの名前のみを検出します。シリアライザまたは制限付きシリアライザの名前は検出されません。