ルックアップ条件
ルックアップ条件では、ルックアップによってルックアップオブジェクトから値をいつ返すかを定義します。ルックアップ条件を設定するときは、データフローの1つ以上のフィールドの値をルックアップオブジェクトの値と比較します。
ルックアップ条件には、データフローの受信フィールド、ルックアップオブジェクトのフィールド、演算子が含まれます。フラットファイルとデータベース接続については、ルックアップ条件で次の演算子を使用できます。
- •=(等しい)
- •<(より小さい)
- •>(より大きい)
- •<=(以下)
- •>=(以上)
- •! =(等しくない)
その他の接続の場合、および動的キャッシュを使用するルックアップトランスフォーメーションの場合、ルックアップ条件で=(等しい)演算子を使用できます。
ルックアップ条件については、次の情報に注意してください。
- •複数の条件を入力すると、マッピングタスクにより、AND論理演算子が使用されてルックアップ条件が評価されて、条件が結合されます。返されるのは、すべてのルックアップ条件と一致する行です。
- •複数の条件を含めるときは、パフォーマンスを最適化するため、次の順序で条件を入力してください。
- 1=(等しい)
- 2<(より小さい)、<=(以下)、>(より大きい)、>=(以上)
- 3! =(等しくない)
- •ルックアップ条件ではNULL値が照合されます。入力フィールドがNULLであるとき、マッピングタスクでは、ルックアップのNULL値と等しいNULLが評価されます。
- •詳細モードでは、ルックアップ条件にバイナリデータ型が含まれている場合、マッピングは無効になります。
- •ルックアップ条件が完全にパラメータ化されている場合は、次の形式でルックアップ条件を入力する必要があります。
<Lookup field><Operator><Incoming field>
複数の条件が必要な場合は、それらの条件をANDで結合します。