接続されていないルックアップの例

ソーストランスフォーメーション

ソーストランスフォーメーションを使用して、データの抽出元のテーブルを指定します。

［ソース］タブで、ソース接続を構成し、データを抽出するテーブルを選択します。

最初の式トランスフォーメーション（省略可能）

必要に応じて、式トランスフォーメーションを使用してフィールドの名前を変更し、NULL値を置換します。

［受信フィールド］タブで、［名前付きフィールド］フィールドの選択条件を使用して、ターゲットテーブルに読み込むフィールドを選択します。必要に応じて、選択したフィールドの名前を変更してわかりやすい名前を付けます。

［式］タブで、NULL値を置き換える出力フィールドを作成します。例えば、販売グループコードおよび営業所コードのNULL値をスペースに置き換えるには、次の出力フィールドを作成します。

出力フィールド	式
in_sales_group	IIF(ISNULL(sales_group_code),' ',sales_group_code)
in_sales_office	IIF(ISNULL(sales_office_code),' ',sales_office_code)

接続されていないルックアップトランスフォーメーション

参照テーブルから説明を取得するには、接続されていないルックアップトランスフォーメーションを使用します。

［全般］タブで、［接続されていないルックアップ］オプションを有効にします。

［受信フィールド］タブで、ルックアップトランスフォーメーションに渡す必要がある各値の受信フィールドを作成して、必要なデータを取得します。例えば、ドメイン名、言語、およびコード値をルックアップトランスフォーメーションに渡すには、in_domain_name、in_language、およびin_lookup_codeフィールドを作成します。

［ルックアップオブジェクト］タブで、ルックアップ接続を構成し、ルックアップテーブルとして使用する参照テーブルを選択します。

［ルックアップ条件］タブで、各受信フィールドのルックアップ条件を指定します。以下に例を示します。

ルックアップフィールド	演算子	受信フィールド
domain_name	=	in_domain_name
language_code	=	in_language
lookup_code	=	in_lookup_code

［戻りフィールド］タブで、返される参照テーブルのフィールドを選択します。例えば、説明を返すには、戻りフィールドとしてlookup_descriptionを選択できます。

2番目の式トランスフォーメーション

式トランスフォーメーションを使用して、接続されていないルックアップトランスフォーメーションを呼び出し、各ID値に関連付けられている名前を取得します。

［受信フィールド］タブで、アップストリームトランスフォーメーションのすべてのフィールドを含めます。

［式］タブで、ルックアップトランスフォーメーションから各説明を取得する出力フィールドを作成します。:LKP式を使用して、ルックアップトランスフォーメーションを呼び出します。例えば、英語の適切なドメインから販売グループおよび営業所名を取得するには、次の出力フィールドを作成します。

出力フィールド	式
sales_group	:LKP.lkp_Descriptions('sales_group','en',in_sales_group)
sales_office	:LKP.lkp_Descriptions('sales_office','en',in_sales_office)

ターゲットトランスフォーメーション

［ターゲット］タブで、ターゲット接続を構成し、データをロードするリレーショナルテーブルを選択します。

［フィールドマッピング］タブで、アップストリームトランスフォーメーションから適切なターゲットフィールドに出力フィールドをマッピングします。例えば、2番目の式トランスフォーメーションからSALES_GROUPおよびSALES_OFFICEターゲットフィールドにsales_groupおよびsales_office出力フィールドをマッピングするには、次のフィールドマッピングを構成します。

ターゲットフィールト	マッピングされたフィールド
SALES_GROUP	sales_group
SALES_OFFICE	sales_office