トランスフォーメーション > 機械学習トランスフォーメーション > 要求スキーマへのフィールドのマッピング
  

要求スキーマへのフィールドのマッピング

[要求マッピング]タブで、受信フィールドを要求スキーマフィールドにマッピングします。機械学習トランスフォーメーションは、要求スキーマフィールドを使用して、RESTエンドポイントの機械学習モデルにデータを送信します。
要求スキーマフィールドは、APIコレクションのREST API要求の要求スキーマから取得されます。作業フィールド名は、機械学習トランスフォーメーションがREST API要求で渡すキーです。REST APIがフィールド名の特殊文字を処理できない場合、作業フィールド名は特殊文字に置き換えられます。例えば、アンダースコアはピリオド(.)に置き換えられます。
受信フィールドと要求スキーマフィールドの名前は異なる場合がありますが、データ型と階層は一致している必要があります。あるフィールドがREST APIで必須ではない場合でも、すべての要求スキーマフィールドにはマッピングされたフィールドが必要です。
要求マッピングには親フィールドのみが表示されることに注意してください。子フィールドを確認するには、機械学習トランスフォーメーションの受信フィールドとAPIコレクションの要求スキーマフィールドを参照してください。

階層フィールドのマッピング

要求マッピングで階層フィールドをマッピングするには、受信フィールドと要求スキーマフィールドの階層が一致している必要があります。
例えば、次の図はAPIコレクションの要求スキーマを示しています。
APIコレクションには、2つの構造体を含む要求スキーマがあります。最初の構造体は、名と姓の要素を持つフルネームを表します。次の構造体は、州、場所、および郵便番号の要素を持つ住所を表します。
次の図に、要求スキーマに一致する階層を持った機械学習トランスフォーメーションの入力フィールドを示します。
機械学習トランスフォーメーションで[受信フィールド]タブが選択されています。タブには2つの構造体が一覧で表示されています。最初の構造体は、名と姓の要素を持つフルネームを表します。次の構造体は、州、場所、および郵便番号の要素を持つ住所を表します。
次の図に、受信フィールドと要求スキーマフィールド間の要求マッピングを示します。
機械学習トランスフォーメーションで[要求マッピング]タブが選択されています。受信フィールド側には、それぞれフルネームと住所を表す2つの構造体が含まれています。受信フィールドは、要求スキーマフィールド側の対応する構造体にマッピングされます。
階層が一致しない場合は、機械学習トランスフォーメーションを実行する前に、階層プロセッサトランスフォーメーションを使用して要求スキーマフィールドに従って受信データを再構築します。詳細については、階層プロセッサトランスフォーメーションの概要を参照してください。

要求マッピングのオプション

要求マッピングオプションを設定して、受信フィールドを要求スキーマフィールドにマッピングする方法を定義します。
次のような要求マッピングオプションを設定できます。
フィールドマップオプション
フィールドをターゲットにマッピングする方法。次のいずれかのオプションを使用します。
パラメータ
フィールドマッピングに使用するパラメータ。
新しいパラメータ
フィールドマッピングパラメータを作成します。
フィールドの表示
[受信フィールド]リストに表示されるフィールドを制御します。すべてのフィールド、マッピングされていないフィールド、またはマッピングされたフィールドを表示します。
自動マップ
フィールドを一致する名前とリンクします。一致するフィールドをリンクした後、他のフィールドマッピングを手動で設定できます。
次の方法でフィールドをマッピングできます。
[正確なフィールド名]と[スマートマップ]を同じフィールドマッピングで使用できます。例えば、[正確なフィールド名]を使用して同じ名前のフィールドを照合してから、[スマートマップ]を使用して類似した名前のフィールドをマッピングできます。
[オートマップ] > [オートマップを元に戻す]をクリックして、自動マッピングされたすべてのフィールドマッピングを元に戻すことができます。単一フィールドのマッピングを解除するには、マップ解除するフィールドを選択して、[アクション] > [マップ解除]をクリックします。
データ統合で、新しくマッピングされたフィールドが強調表示されます。例えば、[正確なフィールド名]を使用すると、データ統合では、マッピングされたフィールドが強調表示されます。[スマートマップ]を使用すると、データ統合では、スマートマップを使用してマッピングされたフィールドのみが強調表示されます。
アクションメニュー
追加フィールドリンクオプション。次のオプションが用意されています。
表示
ターゲットフィールドリストにフィールド名を表示する方法を指定します。技術フィールド名またはラベルを使用します。