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シーケンストランスフォーメーションの例

次の例は、シーケンストランスフォーメーションを使用して、プライマリキーを生成する方法を示しています。
顧客データを収集し、顧客IDを各顧客に割り当てる必要があります。CustomerData.csvフラットファイルには、ソース顧客データが格納されています。次のプロセスを使用して、シーケンストランスフォーメーションが含まれるマッピングを作成し、顧客IDを作成します。
  1. 1ターゲットとして使用するCustomerData.csvファイルのコピーを作成し、生成された顧客ID値を格納するファイルにcust_idフィールドを追加します。CustomerData_IDs.csvファイルの名前を付けます。次の画像は[権限]ページの例を示しています。
  2. ターゲットファイルには、値のないcust_idフィールドのカラムが含まれます。
  3. 2CustomerData.csvファイルとCustomerData_IDs.csvファイルにアクセスできる接続を作成します。
  4. 3Mapping Designerでマッピングを作成し、ソーストランスフォーメーションをマッピングに追加します。CustomerData.csvファイルを使用するようにトランスフォーメーションを設定します。
  5. 4シーケンストランスフォーメーションをマッピングに追加します。
  6. 51から始まる単純なシーケンスを生成するには、[初期値]を1に設定し、[増分]の値を1に設定します。この設定では、シーケンスが1から始まり、1、2、3のように値が1つずつ増加します。
  7. 他のプロパティはデフォルト値のままにします。次の図は、この設定を示しています。
  8. 6ターゲットトランスフォーメーションをマッピングに追加し、作成したCustomerData_IDs.csvファイルを使用するようにトランスフォーメーションを設定します。
  9. 7ソーストランスフォーメーションをシーケンストランスフォーメーションに接続し、シーケンストランスフォーメーションをターゲットトランスフォーメーションに接続します。
  10. マッピングキャンバスに、シーケンストランスフォーメーションに接続されたソーストランスフォーメーションとターゲットトランスフォーメーションに接続されたシーケンストランスフォーメーションが表示されています。
  11. 8ターゲットトランスフォーメーションで、NEXTVAL出力フィールドをcust_idフィールドにマッピングします。
  12. [フィールドマッピング]タブには、cust_idフィールドにマッピングされたNEXTVAL出力フィールドが表示されます。
  13. 9マッピングを保存し、マッピングタスクウィザードでマッピングタスクを作成します。マッピングはまだ実行されておらず、[初期値]は1であるため、[現在の値]は1です。
  14. マッピングタスクの詳細の[シーケンス]セクションでは、[現在の値]が10001、[初期値]が1になっています。
  15. 10マッピングタスクを実行すると、マッピングタスクの詳細が表示されます。タスクの詳細には、シーケンスの現在の値と初期値が表示されます。
  16. マッピングタスクの詳細には、シーケンスの現在の値と初期値が表示されます。
  17. 11CustomerData_IDs.csvファイルを開くと、cust_idフィールドに数値シーケンスが取り込まれていることがわかります。
  18. ターゲットCustomerDataIDs.csvファイルにはcust_idフィールドのカラムがあります。このカラムにはシーケンストランスフォーメーションによって生成された値が取り込まれています。