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Velocityトランスフォーメーションの入力形式

[入力形式]タブで受信データの形式を設定します。入力フィールドおよび入力タイプ、変換するデータの形式、テンプレート内のデータを参照する変数名などの、入力形式のプロパティを設定します。変換するデータがバイナリデータの場合やファイル内にある場合は、コードページも選択します。
次の表に、ファイル入力形式のプロパティを示します。
プロパティ
説明
入力フィールド
Velocityトランスフォーメーションの入力を含むアップストリームトランスフォーメーションのフィールド。選択するフィールドには、変換するデータか、データを含むフラットファイルのファイルパスと名前が含まれている必要があります。
トランスフォーメーションへの入力は文字データまたはバイナリデータである必要があるため、このフィールドには、アップストリームトランスフォーメーションの文字列フィールド、テキストフィールド、およびバイナリフィールドのみが表示されます。
入力タイプ
選択した入力フィールドのデータのタイプ。次のいずれかの入力タイプを選択します。
  • - バッファ。入力フィールドに、JSON BLOBやXML文字列などの変換するデータが含まれている場合は、このオプションを選択します。
  • - ファイル。入力フィールドに、変換するデータを含むフラットファイルへのパスが含まれている場合は、このオプションを選択します。
入力形式
処理するデータの形式タイプ(JSONまたはXML)。
テンプレートの変数名
処理するデータを参照するためにテンプレートで定義する変数。先頭のドル記号やその他の特殊文字は含めません。
例えば、次のテンプレートでは、処理するデータを参照するために変数名「root」が使用されています。
<xml>
#foreach ($child in $root.getRootElement().getChildren() )
<$child.getChild("name").getText()>
<id>$child.getChild("id").getText()</id>
<size>$child.getChild("size").getText()</size>
</$child.getChild("name").getText()>
#end
</xml>
次の表に、ファイル入力形式の詳細プロパティを示します。
プロパティ
説明
コードページ
変換するデータのコードページ。このフィールドは、入力タイプがファイルの場合、または入力フィールドにバイナリデータが含まれている場合に有効になります。
変換するデータのコードページがSecure Agentマシンのコードページと異なる場合は、コードページを選択します。それ以外の場合は、[デフォルト]を選択します。

ファイルソースのソース設定

ファイルからデータを読み取るようにVelocityトランスフォーメーションを設定する場合は、単一の区切りフラットファイルからデータを読み取るようにソーストランスフォーメーションを設定し、形式オプションを設定します。フラットファイルでは、1行にファイルパスが含まれている必要があります。
例えば、次のテキストは、Products.xmlという名前のXMLファイルからデータを読み取るソースファイルの内容を示しています。
C:\IICS_XML_SourceFiles\Products.xml
ソーストランスフォーメーションの形式オプションを設定するには、次の手順を実行します。
  1. 1[ソース]タブで、ファイルパスを含むファイルをソースオブジェクトとして選択し、[形式オプション]をクリックします。
  2. 2[形式オプション]ダイアログボックスで、フラットファイルタイプが[区切り]になっていることを確認し、次のプロパティを設定します。
  3. プロパティ
    引用符
    なし
    フィールドラベル
    自動生成
    最初のデータ行
    1
  4. 3[OK]をクリックします。