コンポーネント > インテリジェント構造モデル > 繰り返しグループ
  

繰り返しグループ

インテリジェント構造検出は、行または一連のフィールドをグループとして繰り返す、テーブルや配列などの入力データの繰り返しグループを作成します。
JSON、XML、またはXSDファイルに基づくモデルに、ネストされた繰り返しグループ、つまり繰り返しグループ内に繰り返しグループが含まれている場合、インテリジェント構造検出は、ネストされた各繰り返しグループを独自の出力グループに割り当てます。他の入力タイプに基づくモデルの場合は、ネストされた繰り返しグループをそれらの出力グループに手動で割り当てることができます。モデル内のデータを正規化することにより、すべてのネストされた繰り返しグループを出力グループに割り当てることができます。または、個々のネストされた繰り返しグループを、昇格することで出力グループに割り当てることができます。ネストされた繰り返しグループを出力グループに割り当てると、モデル内のポートの数が減ります。
例えば、次のJSON入力に基づいてモデルを作成するとします。
{
"CompanyID": 210850,
"Name": "Tollers Shipping",
"Address": "701 Natash Ave.",
"City": "San Diego",
"Department": [
{
"Domain": "Logistics",
"Identifier": "21973b77",
"Employees": [
{
"name": "Sujitha Naarana",
"employeeID": "2100Z9"
},
{
"name": "Dwain Lord",
"employeeID": "34t001"
}
],
},
{
"Domain": "Accounting",
"Identifier": "301ad177",
"Employees": [
{
"name": "LeTroy Prince",
"employeeID": "31910a"
}
]
}
]
}
次の画像は、インテリジェント構造検出が検出した構造を示しています。
インテリジェント構造には2つの出力グループがあります。2つ目の出力グループは、ネストされた繰り返しグループを含む繰り返しグループです。
構造には、ネストされた繰り返しグループが含まれています。トップレベルの繰り返しグループはDepartmentです。各Departmentグループには、Employeeグループノードを含む、Employees繰り返しグループがあります。Employeeグループノードには、nameemployeeIDという子ノードがあります。
繰り返しグループは、親ノードの3つの円が重なるようにビジュアルモデルに表示されます。
次の図は、Employees繰り返しグループを示しています。
Employees繰り返しグループノードにはemployeeノードがあります。employeeノードには、name子ノードとemployeeID子ノードがあります。