前処理コマンドと後処理コマンド
前処理コマンドと後処理コマンドを実行して、追加ジョブを実行できます。タスクは、ソースを読み取る前に前処理コマンドを実行します。また、ターゲットへの書き込みが終わった後に後処理コマンドを実行します。
次の種類のコマンドを使用できます。
- •SQLコマンド。データベースタスクを実行するには、SQLコマンドを使用します。
- •オペレーティングシステムコマンド。オペレーティングシステムタスクを実行するには、シェルやDOSコマンドを使用します。
前処理スクリプトまたは後処理スクリプトのコマンドが失敗すると、タスクが失敗します。
SQLコマンドの前処理と後処理
タスクの前後に、SQLコマンドを実行できます。例えば、タスクが実行される前に、SQLコマンドを使用してターゲットのインデックスを削除し、タスクの完了後にインデックスを再作成できます。データ統合ではSQLは検証されません。
SQLコマンドを作成するときは、次のルールおよびガイドラインに従います。
- •そのデータベースタイプで有効な任意のコマンドを使用します。ただし、データ統合では、データベースで許可されている場合でも、ネストされたコメントは許可されません。
- •複数の文を区切るにはセミコロン(;)を使用します。データ統合は、各文の後にコメントを発行します。
- •データ統合は、コメント内のセミコロンを無視します。コメントの外部でセミコロンを使用する必要がある場合は、バックスラッシュ(\)でエスケープできます。
オペレーティングシステムコマンドの前処理と後処理
データ統合では、タスクを実行する前または後にオペレーティングシステムコマンドを実行できます。例えば、前処理シェルコマンドを使用して、UNIXマシンでタスクが実行される前に、ターゲットフラットファイルのコピーをアーカイブします。
次の種類のオペレーティングシステムコマンドを使用できます。
- •UNIX。有効なUNIXコマンドまたはシェルスクリプト。
- •Windows。有効なDOSまたはバッチファイル。
複数の前処理コマンドまたは後処理コマンドをスペースなしの単一行で入力します。
Secure AgentがWindowsマシン上にある場合は、コマンドをアンパサンド(&)で区切ります。Secure AgentがLinuxマシン上にある場合は、コマンドをセミコロン(;)で区切ります。