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同期タスクのターゲット

同期タスクでは、ターゲットとして単一のオブジェクトを使用できます。
使用できるターゲット接続は、タスクで選択したタスク操作によって異なります。例えば、更新/挿入タスク操作を選択した場合、フラットファイルターゲット接続は使用できません。これは、フラットファイルターゲットに対してレコードの更新/挿入を実行することはできないからです。

フラットファイルターゲットの作成

タスクにフラットファイルターゲットがある場合は、タスクを保存する前にフラットファイルを作成します。フラットファイルターゲットを同期タスクウィザードで作成できるのは、次のすべてが該当する場合です。
同期タスクウィザードでは、ソースオブジェクト名がフラットファイルターゲットのデフォルト名として使用されます。ソース名が長すぎる場合、フラットファイルの名前は最初の100文字にトランケートされます。ターゲット名が別のターゲットオブジェクトの名前と競合する場合は、次のエラーが表示されます。
Object named <object name> already exists in the target connection.

データベースターゲットのトランケート

同期タスクを設定して、挿入タスク操作を使用するようにタスクを設定するときに、新しいデータをテーブルに書き込む前に、データベースターゲットテーブルをトランケートすることができます。デフォルトでは、データ統合では、ターゲットテーブルをトランケートせずに新しい行が挿入されます。

関連オブジェクトのSalesforceターゲットおよびID

データ統合では、次のタイプのIDのいずれかに基づいて、Salesforceオブジェクトのレコードを識別します。
Salesforceのターゲットに書き込むタスクを作成する場合は、ソースから、Salesforceターゲットオブジェクトおよび関連オブジェクト(存在する場合)のレコードに対するSalesforce IDまたは外部IDを提供する必要があります。関連するSalesforceオブジェクトの外部IDを設定するには、[関連オブジェクト]を使用して、該当する各関連オブジェクトの外部IDを選択します。関連オブジェクトは、Salesforceで定義されたリレーションに基づいて他のオブジェクトに関連付られたオブジェクトです。タスクは、Salesforce IDまたは外部IDを使用して関連オブジェクトへの変更を更新します。
タスク内のソースにSalesforceオブジェクト用の外部IDが含まれている場合、タスクのSalesforceターゲットを作成するときに外部IDを指定する必要があります。外部IDを指定しないと、データ統合は、各関連オブジェクト内のレコードを識別するためにSalesforce IDを要求します。
Salesforce外部IDの作成と使用の詳細については、データ統合コミュニティの記事『Using External IDs and Related Objects in Informatica Cloud』を参照してください。

カラムの更新

更新カラムは、ターゲットテーブル内の行を一意に識別するカラムです。データベースターゲットテーブルにプライマリキーが含まれておらず、さらに同期タスクが更新、更新/挿入、または削除タスク操作を使用する場合に、更新カラムを追加します。
同期タスクを実行すると、同期タスクはフィールドマッピングを使用して、ソース内の行をデータベーステーブルと照合します。同期タスクは、1つのソース行を複数のターゲット行と照合する場合、一致したすべてのターゲット行に対して特定のタスク操作を実行します。