データ転送タスクのソース
データの転送元となるソースオブジェクトを1つ選択するか、カスタムクエリを定義できます。
ソースタイプ、ソースに設定可能な形式と詳細オプションは、選択したソース接続によって異なります。例えば、SQLクエリをサポートするデータベースソースのカスタムクエリを作成できます。フラットファイルソースの場合、形式タイプなどの形式オプションを設定できます。Salesforceソースの場合は、SOQLフィルタ条件、行制限、一括クエリなどの詳細オプションを設定できます。
ソース接続に設定可能なオプションについては、該当するコネクタのヘルプを参照してください。
ソースのデータをプレビューできます。プレビューは最初の10行を返します。行をアルファベット順に表示するには、[フィールドをアルファベット順に表示]を選択します。データ統合では、実際のソースの行の順序は変更されません。プレビュー結果をCSVファイルにダウンロードすることもできます。
ソースフィルタ
フィルタ条件を適用して、ターゲットに転送するソースデータをフィルタリングします。
次のタイプのフィルタ条件を適用できます。
- 簡易
- ソースフィールドを選択し、フィルタに使用する演算子と値を設定します。
- 複数のフィルタ条件を定義すると、タスクによって、指定した順番で条件が評価されます。マッピング設定タスクは、AND論理演算子を使用して各フィルタ条件を評価し、条件を結合します。返されるのは、すべてのフィルタ条件と一致する行です。
- 詳細
- 式エディタを使用してフィルタ式を作成します。すべてのフィルタを含む1つの式を入力します。式では、ソースフィールドと組み込み関数を使用できます。
- 詳細フィルタの詳細については、詳細データフィルタを参照してください。
ソート条件
特定のソースタイプでは、ソースデータをソートして、ソート済みのデータをターゲットに渡すことができます。
データをソートする際には、ソートを行う1つ以上のソースフィールドを選択します。複数のソート条件を適用した場合、データ統合では、リストされた順序でフィールドがソートされます。
コネクタがソートをサポートしているかどうかを確認するには、該当するコネクタのヘルプを参照してください。
カスタムクエリ
カスタムクエリは、1つのオブジェクトとルックアップソースで設定できないデータベースソースを使用する場合に作成します。カスタムクエリを作成して、複数のソーステーブルを結合できます。
カスタムクエリをソースとして使用するには、ソースタイプとして[クエリ]を選択し、[選択]をクリックします。クエリを定義する場合は、ソースデータベースに対して有効なSQLを使用します。クエリではデータベース固有の関数を使用できます。
カスタムクエリを作成する場合は、使用するソースカラムを選択するためにSQLのSELECT文を入力します。データ統合は、SQL文を使用してソースカラムの情報を取得します。
データ統合は、カスタムクエリのカラム名が一意であることを確認します。SQL文で重複するカラム名が返されると、データ統合は、重複するカラム名に対して次のように数値を追加します。
<column_name><number>
ヒント: カスタムクエリを作成する前に、ソースデータベースで使用するSQL文をテストします。データ統合では、無効なSQL文に特定のエラーメッセージが表示されることはありません。