ルックアップソース
データ転送タスクの設定時に、最大5つのルックアップソースを追加できます。[ルックアップソース]ページでルックアップソースを設定します。
タスクは、指定したルックアップ条件に基づいてそれぞれのルックアップソースをクエリし、ルックアップの結果をターゲットに返します。
ルックアップソースからの関連する値でソースデータを拡張する場合は、ルックアップソースを追加します。例えば、ソースは顧客IDフィールドを含むオーダーテーブルだとします。ルックアップソースから顧客の名前と住所を取得して、それらをターゲットオブジェクトに含めることができます。
パフォーマンスを最適化するために、タスクはルックアップソースをキャッシュします。キャッシュは静的なままであり、タスクの実行時に変更されません。タスクによって、タスクの完了後にキャッシュファイルが削除されます。
ルックアップソースのデータをプレビューできます。プレビューは最初の10行を返します。行をアルファベット順に表示するには、[フィールドをアルファベット順に表示]を選択します。データ統合では、実際のソースの行の順序は変更されません。プレビュー結果をCSVファイルにダウンロードすることもできます。
ターゲットに書き込む前に、結合されたソースデータをフィルタリングすることもできます。
ルックアップの戻りフィールド
ルックアップソースの追加時に、ソースから返されるようにするフィールドを選択できます。
デフォルトでは、タスクによってルックアップソースからすべてのフィールドが返されます。一部のフィールドのみを使用する場合は、[選択したフィールドを返す]を選択し、返されるようにするフィールドを選択します。
他のソースフィールドとの名前の競合を回避するために、ルックアップの戻りフィールドの名前を変更することもできます。
多重度
デフォルトでは、ルックアップ条件によって複数の一致が返されると、タスクはエラーを返します。ランダムな行を返すようにタスクを設定することもできます。
ルックアップソースごとに、タスクが複数の戻り値を処理する方法を設定します。次のような多重度オプションを選択できます。
- •エラー、出力値が複数ある場合。タスクにエラーが表示されます。データ統合は、複数の一致が見つかった場合に行を拒否し、エラー行ファイルに書き込みます。デフォルトではこのオプションが設定されています。
- •ランダムに1つの出力値を選択。タスクは最初の戻り値を選択します。ルックアップ値の戻り値の順序はシステムによって異なることがあります。
ルックアップ条件
ルックアップソースの設定時に、1つ以上のルックアップ条件を定義する必要があります。
ルックアップ条件では、ルックアップによってルックアップソースから値をいつ返すかを定義します。ルックアップ条件を設定するときは、元のソースの1つ以上のフィールドの値をルックアップソースの値と比較します。
ルックアップ条件には、元のソースの受信フィールド、ルックアップソースのフィールド、演算子が含まれます。名前の競合を回避するために、ソースまたはルックアップソースのフィールドの名前を変更できます。
例えば、元のソースにCustIDフィールドが含まれ、ルックアップソースにCustomerIDフィールドが含まれ、顧客IDが一致したときにルックアップソースから値を返したい場合は、次のルックアップ条件を設定できます。
ルックアップフィールド | 演算子 | 受信フィールド |
|---|
CustomerID | 次の値に等しい | Src_CustID |
ルックアップ条件では次の演算子を使用できます。
- •次の値に等しい
- •次の値に等しくない
- •次の値より小さい
- •次の値以下
- •次の値より大きい
- •次の値以上
複数の条件を入力すると、タスクにより、AND論理演算子が使用されてルックアップ条件が評価されて、条件が結合されます。返されるのは、すべてのルックアップ条件と一致する行です。
複数の条件を含めるときは、パフォーマンスを最適化するため、次の順序で条件を入力してください。
- 1次の値に等しい
- 2次の値より小さい、次の値以下、次の値より大きい、次の値以上
- 3Not Equals
ルックアップ条件ではNULL値が照合されます。入力フィールドがNULLであるとき、タスクでは、ルックアップのNULL値と等しいNULLが評価されます。
ルックアップソースフィルタ
フィルタ条件を適用して、結合されたデータをフィルタできます。
次のタイプのフィルタを設定できます。
- 簡易
- フィルタ条件を設定する際には、ソースフィールドを選択し、フィルタに使用する演算子と値を設定します。どちらのソースからもフィールドを選択できます。
- 複数のフィルタ条件を定義すると、タスクによって、指定した順番で条件が評価されます。マッピング設定タスクは、AND論理演算子を使用して各フィルタ条件を評価し、条件を結合します。返されるのは、すべてのフィルタ条件と一致する行です。
- 詳細
- 式エディタを使用してフィルタ式を作成します。すべてのフィルタを含む1つの式を入力します。式では、ソースフィールドと組み込み関数を使用できます。
- 詳細フィルタの詳細については、詳細データフィルタを参照してください。