ターゲットのプレフィックス
データベーステーブルまたはフラットファイルにデータをレプリケートする場合、レプリケーションタスクは、対応するソースオブジェクト名に基づいて各データベーステーブルまたはフラットファイルに名前を付けます。
デフォルトでは、レプリケーションタスクは、ターゲットプレフィックスとしてSF_を追加します。例えば、Account Salesforceオブジェクトのデフォルトのフラットファイル名は、SF_ACCOUNT.CSVとなります。デフォルトのターゲットプレフィックスを削除し、なおかつ別のプレフィックスを指定しない場合、レプリケーションタスクは、対応するソースオブジェクトと同名のフラットファイルまたはデータベーステーブルを作成します。
ターゲットプレフィックスを使用すると、データの上書きを防ぐことができます。例えば、あなたと別のユーザーが1つのデータベースユーザーアカウントを共有しているとします。別のユーザーは、自分のSalesforceアカウントからContactオブジェクトに対してレプリケーションタスクを実行します。このユーザーのレプリケーションタスクは、共有データベース内にContactという名前のデータベーステーブルを作成します。あなたは、ターゲットプレフィックスを使用せず、自分のSalesforceアカウントからContactオブジェクトに対してレプリケーションタスクを実行します。レプリケーションタスクは、既存のContactテーブル内のデータをあなたのデータで上書きします。SF_プレフィックスを使用する場合、レプリケーションタスクはSF_CONTACTという名前のテーブルを作成し、Contactという名前の既存のテーブルを上書きすることはありません。