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ソースオブジェクト

マスキングタスクでは、単一のオブジェクトまたは複数の関連オブジェクトを追加できます。
関連オブジェクトが含まれていない単一オブジェクトを追加できます。リレーションがSalesforceで明示的に定義されているオブジェクトを複数追加できます。例えば、商談オブジェクトをソースとして使用する場合は、関連するキャンペーンオブジェクトも追加できます。RecordTypeオブジェクトも追加できます。RecordTypeオブジェクトはキャンペーンオブジェクトに関連しているためです。オブジェクトが複数あるソース内のすべてのSalesforceオブジェクトには、Salesforceで事前に定義されたリレーションが必要です。
複数のソースオブジェクトを選択した場合、オブジェクトを選択して関連する親オブジェクト、子オブジェクト、および自己参照オブジェクトを手動で追加できます。ソースオブジェクトがタスク内で自身を参照する場合、自己参照リレーションと呼ばれます。
複数のソースオブジェクトを選択すると、[ソース]ページからサブセットグラフをダウンロードして関連オブジェクト間のリレーションを表示できます。

スキーマグラフ

スキーマグラフでは、マスキングタスク内にある複数のソースオブジェクト間のリレーションをグラフで表示します。
複数のソースオブジェクト、リレーション、および割り当てのイメージを画像で表示できます。
グラフは[ソース]ページまたは[データフィルタ]ページから表示できます。
ローカルシステムでのオブジェクトリレーションを表示するには、スキーマグラフをダウンロードします。グラフのダウンロードは次の形式になります。
<filename>.dot
DOT言語によってグラフが定義され、このグラフはブラウザで直接表示できます。DOT形式のファイルをダウンロードした場合、DOT言語でグラフを表示して操作するにはグラフビジュアライザツールを使用する必要があります。Graphviz、Canviz、Grappa、Belugingなどの任意のオープンソースのグラフビュアライザツールをダウンロードしてインストールします。

スキーマグラフの例

タスクで取引先、ケース、取引先責任者というソースオブジェクトを選択するとします。親オブジェクトは取引先、子オブジェクトはケースと取引先責任者です。
次の図は、サンプルのスキーマグラフです。
スキーマグラフに、取引先、取引先責任者、ケースの各オブジェクト間のリレーションを示します。
フィルタを適用した後にタスクがとるデフォルトのパスは取引先からケースへのパスです。次にタスクは、ケースオブジェクトに関連する取引先責任者と取引先の親レコードをロードします。
フィルタリングされた取引先に関連する取引先責任者をすべてロードし、次にケースをロードする場合、取引先オブジェクトから取引先責任者へのパスを選択し、次に取引先オブジェクトからケースオブジェクトへのパスを選択する必要があります。タスクに含まれるすべてのオブジェクトについてサブセットを選択する必要があります。赤でマークされた境界は、子レコードが親オブジェクトから選択されていることを示しています。