マスキングタスクのメンテナンス
[エクスプローラ]ページでは、[アセット]リストのすべてのマスキングタスクを表示および管理できます。
タスクの編集、タスクのコピー、タスクの削除、タスクの実行、データサブセットの推定、およびXMLマッピングと検証レポートのダウンロードを行うことができます。また、マスキングタスクの権限を編集することもできます。
マスキングタスクの編集
メタデータに変更を加える場合は、マスキングタスクを編集出来ます。
1[参照]ページで、マスキングタスクに移動します。
2マスキングタスクが含まれている行で、[アクション]をクリックし、[編集]を選択します。タスクを開き、タスクビューページの[編集]ボタンをクリックする事も出来ます。
タスク情報は、[タスクの編集]ウィンドウで編集出来ます。
3[完了]をクリックして変更を保存します。
マスキングタスクの手動実行
マスキングタスクは手動で開始してすぐに実行することが出来ます。
1[参照]ページで、マスキングタスクに移動します。
2タスクは、次のいずれかの方法で手動実行出来ます。
- - タスクが含まれている行で、[アクション]をクリックし、[実行]を選択します。
- - 実行するマスキングタスクを開きます。タスクページで、[実行]をクリックします。
[マイジョブ]ページでは、ジョブの進捗状況とステータスを表示出来ます。また、Monitorのモニタまたは[実行中のジョブ]ページからジョブを表示および管理出来ます。
マスキングタスクのメタデータの更新
オブジェクトのメタデータをSalesforceで変更する、またはマスキングタスクのオブジェクトのリストを変更する場合、マスキングタスクのメタデータを更新出来ます。
タスクを編集せずにメタデータを更新する事を選択出来ます。マスキングタスクの作成または更新ワークフローからメタデータを更新する事も出来ます。更新するオブジェクトの数に基づき、メタデータの更新方法を選択します。
1[参照]ページで、マスキングタスクに移動します。
2メタデータは次のいずれかの方法で更新出来ます。
- - タスクを編集せずにメタデータを更新します。タスクを編集せずに次のいずれかの方法でメタデータを更新出来ます。
- ▪ マスキングタスクが含まれている行で、[アクション]をクリックし、[メタデータの更新]を選択します。
- ▪ マスキングタスクを開きます。タスクビューページで、[アクション]をクリックし、[メタデータの更新]を選択します。
次の図は、[参照]ページの[アクション]アイコンを示しています。
次の図は、[アクション]メニューで使用可能な[メタデータの更新]オプションを示しています。
タスクのインスタンスが進行中の場合、メタデータを更新出来ません。タスクの完了を待ってからメタデータを更新します。
[マイジョブ]ページでは、ジョブの進捗状況とステータスを表示出来ます。また、Monitorのモニタまたは[実行中のジョブ]ページからジョブを表示および管理出来ます。
- - タスクを編集または更新して、メタデータを更新します。
注: 少数のオブジェクトを更新する必要がある場合にはこのオプションを使用します。
- 1マスキングタスクを開きます。
- 2[編集]をクリックしてタスクの編集ページを開きます。
- 3[ターゲット]をクリックして[ターゲット]ページを開きます。
- 4[フィールドの更新]をクリックします。
- 5[保存]をクリックしてから[完了]をクリックします。
マスキングタスクの停止
[マイジョブ]ページでは、ジョブの進捗状況とステータスを表示できます。また、Monitorのモニタまたは[実行中のジョブ]ページからジョブを表示および管理できます。
現在実行中のマスキングタスクを停止するには、ジョブが含まれる行の[停止]アイコンをクリックします。
マスキングタスクのリセット
失敗したマスキングタスクをリセットして、タスクを再開するときには最初のステップからタスクが開始するようにします。
データフィルタを含み、異なるソースおよびターゲットを使用する、失敗したタスクをリセットします。データフィルタを含まない、または同じ接続をソースおよびターゲットとして使用するタスクには、ステージングまたはサブセット計算は必要ありません。
1[参照]ページで、マスキングタスクに移動します。
2マスキングタスクを開きます。タスクビューページで、[アクション]をクリックし、[タスクのリセット]を選択します。
マスキングタスクの権限の設定
マスキングタスクには権限を設定出来ます。マスキングタスクの読み取り、作成、更新、削除、および実行を許可する権限をユーザーまたはグループに設定します。また、マスキングタスクに対する権限の変更を他のユーザーまたはグループに許可することも出来ます。
デフォルトでは、ユーザーグループにより、ユーザーがアクセスできるオブジェクトが定義されます。
1[参照]ページで、マスキングタスクに移動します。
2マスキングタスクが含まれている行で、[アクション]をクリックし、[権限]を選択します。
[タスクの権限]ページが開いて、タスクの権限を持つユーザーとグループのリストが表示されます。
3ユーザーまたはグループを削除するには、ユーザーまたはグループを選択し、[削除]をクリックして[保存]をクリックします。
4割り当てられた権限のレベルを編集するには、ユーザーまたはグループを選択し、必要に応じて権限レベルを変更し、[保存]をクリックします。
5ユーザーまたはグループを追加するには、[追加]をクリックします。
6組織内のユーザーまたはグループのリストユーザーまたはグループを選択し、[追加]をクリックします。
ユーザーまたはグループはリストに追加されます。
7各ユーザーまたはグループに必要な権限レベルを設定し、[保存]をクリックします。
マスキングタスクのコピー
マスキングタスクをコピーすると、同じ動作を実行する別のタスクを作成出来ます。
タスクをコピーする場合、マスキングタスクは、タスク名に数字を追加して、タスク名を作成します。
注: スケジュールを含むタスクをコピーしても、スケジュールはコピーされません。
1[参照]ページで、マスキングタスクに移動します。
2マスキングタスクが含まれている行で、[アクション]をクリックし、[コピー先]を選択します。
3マスキングタスクのコピーを作成するプロジェクトまたはフォルダを選択し、[選択]をクリックします。
同じ場所にはタスクのコピーを作成できません。
マスキングタスクの名前変更
マスキングタスクの名前を変更出来ます。
1[参照]ページで、マスキングタスクに移動します。
2マスキングタスクが含まれている行で、[アクション]をクリックし、[名前の変更]を選択します。
3[アセットの名前変更]ウィンドウで、マスキングタスクの名前を入力し、[保存]をクリックします。
マスキングタスクの名前が更新されます。
マスキングタスクの削除
マスキングタスクは、いつでも削除出来ます。
実行時にタスクを削除する場合、マスキングタスクは、タスクを完了してから削除を実行します。タスクを削除した後に、そのタスクを取得することはできません。
1[参照]ページで、マスキングタスクに移動します。
2マスキングタスクが含まれている行で、[アクション]をクリックし、[削除]を選択します。
3[削除]をクリックして、そのタスクを削除することを確認します。
マスキングタスクのエクスポート
マスキングタスクをエクスポートすることができます。タスクを別の環境にインポートするか、エクスポートされたマスキングタスクの情報を使用してエラーを分析できます。
2022年4月のリリースより前に作成されたマスキングタスクをエクスポートする場合、エクスポートされたタスクにディクショナリとストレージ接続情報が含まれていない可能性があります。タスクをインポートすると、フィールドは空白で表示されます。2022年4月以降のリリースの環境にマスキングタスクをインポートする際の問題を回避するには、タスクをエクスポートする前にタスクを開いて保存します。エクスポートされたタスクにはディクショナリとストレージ接続情報が含まれ、フィールドはインポートされたタスクに表示されます。接続は、[依存関係の表示]ページの[用途]タブにも表示されます。
1[参照]ページで、マスキングタスクに移動します。
2マスキングタスクが含まれている行で、[アクション]をクリックし、[エクスポート]を選択します。
3オプション。必要に応じて、ジョブ名を編集します。
4[エクスポート]をクリックします。
[マイインポート/エクスポートログ]ページからエクスポートされたファイルを表示、ダウンロードできます。[エクスポート]をクリックしてエクスポートログを表示します。
マッピングXMLのダウンロード
マッピングXMLファイルをダウンロードして、スコープ、コントロール、およびワークフローを表示出来ます。
マッピングXMLのダウンロード後、デバッグのためにそのXMLファイルをPowerCenterにインポート出来ます。
1[参照]ページで、マスキングタスクに移動します。
2マスキングタスクが含まれている行で、[アクション]をクリックし、[XMLのダウンロード]を選択します。
検証レポートのダウンロード
マスキングタスクの実行後、検証レポートを表示出来ます。
検証レポートには、必須のリレーション、フィールド、およびソースとターゲットの間でのフィールドとリレーションの不一致が含まれています。
1[参照]ページで、マスキングタスクに移動します。
2マスキングタスクが含まれている行で、[アクション]をクリックし、[検証レポートのダウンロード]を選択します。