クレジットカードマスキング
クレジットカードマスキングは、組み込みのマスク形式を適用してクレジットカード番号をマスクします。特定のクレジットカード会社の形式で、マスクされた数値を作成できます。
マスキングタスクでは、有効なクレジットカード番号をマスクする場合、論理的に有効なクレジットカード番号が生成されます。ソースクレジットカード番号は13~19桁である必要があります。入力クレジットカード番号に、クレジットカード業界のルールに基づく有効なチェックサム値がある必要があります。
クレジットカード番号の最初の6桁で、クレジットカード会社が識別されます。元のクレジットカード会社を維持するか、別のクレジットカード会社を選択して、マスキング結果に表示できます。
次のクレジットカード番号は有効な形式です。
- •4567893453452
- •4567 8934 5345 2
- •4567-8934-5345-2
- •4567-8934-5345-2657
- •4567 8934 5345 2657
次のクレジットカード番号は有効な形式ではありません。
- •4563 x567 5674 7432
- •4563#7587 4666 9876
ソースに有効な形式が含まれない場合、defaultValue.xmlファイルのデフォルト値で置換されます。
クレジットカードパラメータ
クレジットカードを同じタイプのクレジッドカード番号でマスクしたり、クレジットカード番号を異なるタイプのクレジットカード番号で置換したりできます。
次の表は、クレジットカードマスキングに設定できるパラメータです。
パラメータ | 説明 |
---|
再現可能 | タスクを複数回実行する場合、または複数のテーブルに存在するフィールドに対してマスク値を生成する場合は、同じマスク値を返します。 |
シード値 | 再現可能な出力を生成する開始番号。1 - 999の数値を入力します。デフォルトのシード値は190です。シード値をパラメータとして入力できます。 |
発行者を維持 | マスクされたクレジットカードと同じクレジットカードタイプを返す。例えば、ソースクレジットカードがVisaカードの場合、マスクされたVisa形式のクレジットカード番号を生成する。 |
マスク発行者 | ソースクレジットカードタイプを他のクレジットカードタイプに置き換える。[発行者を維持]を無効にした場合は、置き換える側のクレジットカードのタイプを選択する。AMEX、VISA、MASTERCARDなどのクレジットカードを選択することができる。デフォルトはANYである。 |