データベース取り込みとレプリケーションのアーキテクチャ
データベース取り込みとレプリケーションはSecure Agent上で実行されます。データベース取り込みとレプリケーションを使用する前に、LinuxまたはWindowsマシンにSecure Agentをインストールする必要があります。
Secure Agentを初めて起動した後、データベース取り込みとレプリケーションエージェントとパッケージがローカルにインストールされます。その後、データ取り込みおよびレプリケーションを使用して、データベース取り込みとレプリケーションタスクを設定し、データベース取り込みとレプリケーションジョブを実行および監視することができます。
次の図は、データベース取り込みとレプリケーションの一般的なアーキテクチャを示しています。
Informatica Intelligent Cloud ServicesのWebベースのインタフェースから、取り込みタスクを作成および管理し、取り込みジョブを実行および監視できます。
次のようなインタラクションが発生します。
- 1Secure Agentをオンプレミスシステムにダウンロードすると、Database Ingestionのライセンスがある場合には、Database Ingestion DBMIパッケージもダウンロードされます。その後、DBMIエージェントサービスを設定できます。
- 2Informatica Intelligent Cloud Services Webベースのインタフェースから、データベース取り込みとレプリケーションタスクを定義します。
- 3データ取り込みタスクをデプロイすると、対応する実行可能ジョブがSecure Agentシステムに作成されます。
- 4データベース取り込みとレプリケーションジョブを実行すると、取り込みおよびレプリケーションタスクのメタデータがSecure Agentにプッシュダウンされます。ジョブは、この情報を使用してデータを処理します。
- - 初期ロード操作の場合、データベース取り込みとレプリケーションジョブは特定の時点のデータをソーステーブルとフィールドから抽出します。ジョブは、リレーショナルソースのデータベースAPIを使用してデータを取得します。
- - 増分ロード操作の場合、データベース取り込みとレプリケーションジョブは、ソースデータベースログからソーステーブルとフィールドの挿入、更新、削除などの変更をキャプチャします。変更データのキャプチャは、継続的に実行されるか、ジョブが停止または終了するまで実行されます。
データは、適切なターゲットAPIを使用してターゲットにロードされます。