ファイル取り込みとレプリケーション
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ファイル取り込みとレプリケーション
アクション
ファイル取り込みとレプリケーション
タスクを設定する際に、ファイルを転送する前に実行する圧縮、解凍、暗号化、復号化などのファイル処理アクションを定義できます。ファイルをスキャンしてウイルスを検出することもできます。
次のファイル処理アクションは、
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タスクが転送するファイルに対して実行できます。
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圧縮。Zip、Tar、Bzip2、またはGzipのいずれかの方法を使用してファイルを圧縮します。
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ジョブでは、ファイルを圧縮し、ターゲットディレクトリのファイル構造をフラット化します。Zipファイルの保護にはパスワードを使用できます。
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解凍。Unzip、Untar、Bunzip2、またはGunzipのいずれかの方法を使用して圧縮ファイルを圧縮解除します。
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ジョブでは、ファイルを圧縮解除し、ターゲットディレクトリのファイル構造をフラット化します。Unzipファイルの保護にはパスワードを使用できます。
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暗号化。Pretty Good Privacy(PGP)方式を使用してファイルを暗号化します。
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ジョブでは、ファイルを暗号化し、ターゲットディレクトリのファイル構造をフラット化します。Gnu Privacy Guard(GPG)方式は、ファイルを暗号化するPGP方式と互換性があります。
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ジョブが転送するファイルの保護に関する詳細については、「
ファイル取り込みとレプリケーションのセキュリティ
」を参照してください。
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復号化。PGP方式を使用してファイルを復号化します。
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タスクでは、ファイルを復号化し、ターゲットディレクトリのファイル構造をフラット化します。GPG方式は、ファイルを復号化するPGP方式と互換性があります。
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ジョブが転送するファイルの保護に関する詳細については、「
ファイル取り込みとレプリケーションのセキュリティ
」を参照してください。
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ファイル操作。ターゲットディレクトリ内のファイルのフラット化や名前変更など、ファイルに対する操作を実行します。異なるフォルダに同じファイル名のファイルが存在する場合、フラット化によってファイルが失われる可能性があります。セッションログにはファイルの上書きが表示されます。
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ウイルススキャン。ICAP(Internet Content Adaptation Protocol)を使用して、
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ジョブが転送するファイル内のウイルスとマルウェアを識別します。ICAPサーバーはファイルをスキャンし、ファイルでウイルスが識別されなかった場合は応答コード200を送信します。スキャンでウイルスが検出されると、
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ジョブは失敗します。
注:
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タスクでは、アクションを設定しない場合、ファイル構造はフラット化されません。
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ジョブは、タスク定義で設定した順序でファイル処理アクションを実行します。
たとえば、ファイルをローカルリポジトリからFTPサーバーに転送する前に、ファイルを圧縮および暗号化する必要があります。
このシナリオでは、次のファイル処理アクションを追加します。
1
Zipのアクションタイプを使用して圧縮します。
2
PGPのアクションタイプを使用して暗号化します。
複数のファイル処理アクションを
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タスクに追加できます。ファイル処理アクションの順序をドラッグアンドドロップできます。