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演算子の優先順位

式を作成するときに、複数の演算子を使用したり、ネストされた式内で演算子を使用したりできます。
複数の演算子を含む式を記述した場合、データ統合では、次の順序で式が評価されます。
  1. 1複合演算子
  2. 2算術演算子
  3. 3文字列演算子
  4. 4比較演算子
  5. 5論理演算子
データ統合では、次の表に示す順序で演算子が評価されます。1つの式の中の演算子については、左から右にすべての演算子を等しい優先順位で評価します。
以下の表に、トランスフォーメーション言語のすべての演算子の優先順位を示します。
演算子
意味
[ ], .
添字、ドット。
( )
かっこ。
+, -, NOT
単項のプラスとマイナス、および論理否定演算子。
*, /, %
乗算、除算、剰余。
+, -
加算、減算。
||
連結。
<, <=, >, >=
より小さい、以下、より大きい、以上。
=, <>, ! =, ^=
等しい、等しくない、等しくない、等しくない。
AND
論理演算子AND(条件の指定時に使用)。
OR
論理演算子OR(条件の指定時に使用)。
ネストされた式内で演算子を使用できます。式にかっこが含まれている場合、データ統合はかっこの外の演算の前にかっこ内の演算を評価します。最も内側のかっこ内の演算が最初に評価されます。
例えば、演算をどのようにネストするかによって、式8 + 5 - 2 * 8の返す値が異なります。
戻り値
8 + 5 - 2 * 8
-3
8 + (5 - 2) * 8
32